ロバの耳☆

たまに書きたいことをだらだらと書く。

私的コンテンツ10選 - 2019 -

とにざぶろうです。

コンテンツの方やります。

去年の音楽はこちら。去年のコンテンツはこちら

ほんで今年の音楽はこちらです。

 

1.T-34 レジェンド・オブ・ウォー(映画)


映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』予告編

最高。特殊なカーボンのないガルパン。こんなん無理でしょっていうガルパン並の無茶苦茶をやってくれて、とても楽しい。お風呂シーンもドイツ戦車との一騎打ちもあるぞ。特殊なカーボンがないので、砲弾は装甲を貫通するし、人も死ぬ。

 

2.魔眼の匣の殺人(小説)

魔眼の匣の殺人

魔眼の匣の殺人

 

流行の『屍人荘の殺人』の続編。前作も良かったが、こちらの方が好き。

設定のインパクトはないが、動機や仕込みが抜群に効いていて、終盤の展開に唸ってしまう。キャラクターも(ラノベ的だけど)とても良い。ヒロインは最高だし、脇役のおっさんなんかも可愛い。ただ、ラスト五行だけは蛇足だと思います。

 

3.Return of the Obra Dinn(ゲーム)

store.steampowered.com

長らく消息不明だったオブラ・ディン号が突如発見される。ただし、出航時には六十人もの乗員がいたはずなのに、生存者はゼロ。

主人公に任されたのは、船の調査。死体を辿り、死の瞬間を切り取った空間を歩き回るアイテムで、証拠を集めて六十人全員の名前や死因を突き止めていくという、推理ゲームです。

難易度は高いです。なにしろ、乗員名簿はあるものの、初めはその名前がどの人物のものなのかが一人としてわからない状態。それで死因や、(他殺ならば)犯人まで全て突き止めろという。死の瞬間が残されていない人物だってなかにはいるのに。

でも楽しい。超楽しい。こんなに純粋な推理が楽しめることなんてそうそうない。夢中になった十時間でした。

 

4.アイドルマスター シャイニーカラーズ(ゲーム)

shinycolors.enza.fun

リリース直後にリセマラだけ済まし、一周年と共に本格開始。今までどうしてプレイしていなかったんだってくらい超面白い。これが俺の求めていたアイマス2だ。

アイドルがみんな白金生まれなんじゃないかってくらい品が良くて洒落ている。ゲームスピードはテンポが良く、TrueEndでジュエルがもらえる仕組みなどやる気を漲らせるよう細かく気が利いている。テキストも面白い。イラストデザインはぶっ飛んでいて最高。こんなんありだと誰も思ってなかったんじゃないのか。でもありだった。最高。

これからも延々とプレイしてゆくだろう。ひとまずクリスマスイベント終わらせなきゃ。

樹里と摩美々と冬優子、あと甜花ちゃんが好きです。趣味がわかりやすいですね。甜花ちゃん幼稚園児すぎてびっくりする。

 

5.スパイダーバース(映画)

映像としては、今年一番の映画。

CGと組み合わせているとはいえ、これが手描きだっつうのは凄まじい。アメコミやジャパニメーションカートゥーン、全部混ぜ合わせて成立させて超スタイリッシュ。アートや楽曲がヒップホップで構成されてるのも私好みで最高です。

 

6.潮が舞い子が舞い(漫画)

潮が舞い子が舞い 1 (少年チャンピオン・コミックス)

潮が舞い子が舞い 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

また阿部共実だぞ。どれだけ囚われているんだ。でもしょうがないよ、クソ面白いんだもの。

高校を舞台にした群像劇。前作とはうってかわって、今回はギャグ入り。ラブとかギャグとかがぐおんぐおんと襲いかかってきて、実は根底には青春があって、そこへラブとかギャグがゆるやかに運んでいってくれる。

このなんともたまらない空気を感じさせてくれる限り、俺はずっと阿部共実についていくだろうと思う。

 

7.はしっこアンサンブル(漫画)

はしっこアンサンブル(2) (アフタヌーンKC)

はしっこアンサンブル(2) (アフタヌーンKC)

 

一巻も良かったのだけど、二巻が文句のつけどころの一切ない完璧に俺の求めていた青春漫画で、感謝の気持ちしかありません。ありがとう……。

いろんな事情を抱えたキャラクターが登場して、それぞれに折り合いをつけて一つのところに集まって合唱する。工業高校の合唱部の話です。

キャラクターは魅力的で、ストーリーはテンポが良くて心地よくて。

やー、本当に、なんて面白いんだろう。

 

8.R-指定 vs 晋平太(MCバトル)


R-指定 vs 晋平太 #1【ADRENALINE 2019 FINAL】呂布カルマが解説!

今年はほとんど毎日MCバトル観てるくらいずぶずぶヘッズだったのですが、その中でもやっぱこれがダントツ。ヒップホップもバトルも知らない人も、これだけは観てほしい。少なくとも、今年、これ以上の試合はないです。

特にラストの5試合目、R-指定のラストヴァースは、いくつもの意味を含めて、韻踏んでフロウも良くて、まー、こっちも泣くよそりゃあという感じ。もう何回おれこの試合観てるのか。

 

9.天気の子(映画)


映画『天気の子』予報①

一回目は混乱とか嬉しさとかで感情がぐしゃぐしゃになって帰ってきてからパトスに任せてブログ記事を書き殴ったんですけど、二回目は素直にぼろぼろと泣けました。

詳しくはその時のブログ記事をどうぞ。全部書いた。

tonizaburou.hatenablog.com

 

10.ガールズ&パンツァー 最終章 第二話(映画)


『ガールズ&パンツァー 最終章』第2話上映中PV 知波単学園ver.(60秒)

ガルパン好きでラストの台詞で泣かん奴おるの?

前半はマリー様およびBC自由学園の格好良さを見せつけられ、後半で知波単に泣かされる。そんでそれらは抜きにしても、持ち前のエンタメ力でずうっと楽しめる。最高ですね……最高です……。細かい感想は数ありますが、ネタバレになるし、二次創作をして埋めてゆきますそういうのは。

 

はい。以上です。

やー、今年も楽しかったです。来年も良い作品に出会えると良いですね。

ではみなさま、また来年。良いお年を。

 

※他にはこんなのが良かったですリスト。

・アクタージュ(漫画)

・公然の秘密ミュージックビデオ(MV)

・むかない安藤(twitterアカウント……で良いのか?)

・ケサリ(映画)

・娘の友達(漫画)

・純とかおる(漫画)

・あなたの番です(ドラマ)

・空の青さを知る人よ(映画)

私的音楽10選 - 2019 -

とにざぶろうです。

毎年やってるので、今年も10選。

去年の音楽はこちら。去年のコンテンツはこちらです。

 

始めます。

 

1.マジックアワー / STUTS, BIM, RYO-Z


STUTS, BIM, RYO-Z - マジックアワー (Official Music Video)

春頃にRIP SLYMEショックがあったわけですが(各自おググりください)、変わらず客演で活動を続けるRYO-Zです。BIMはRIPのサンプリングをするし、RYO-Zはセルフサンプリングするし先輩のサンプリングもする。

ビートは初期のRIP感あり、最高。少なくともRIP好きはみんな聴きましょう。

 

2.Tuesday / 崇勲

open.spotify.com

今年のフリースタイルダンジョンでは、ラスボスの交代、二代目モンスターの卒業と三代目モンスターの初陣がありました。Tuesdayは崇勲が二代目卒業直後にリリースしたシングルです。

とにかくリリックが良い。二代目モンスターの名前や曲名が仕込まれていたり、何度も聴くたびに発見がある。崇勲本人にtwitterでコメントいただいた(https://twitter.com/sukun4951now/status/1179325901265350656 )のも嬉しかったです。コメントいただいた後、モンスター以外に、あの日、トーナメントに出場していたラッパーを見つけました。こんなもの泣いてしまう。

正直、CHICO CARLITOが客演した『MATCHSTICK』や『Over Time』など、他にも良い曲たくさんあるんですけど、選ぶなら、これで。

とりあえずMATCHSTICKのMVを貼っておきます。


崇勲 "MATCHSTICK" feat. CHICO CARLITO

 

3.あいがたりない / バーチャルリアル, 中田ヤスタカ


バーチャルリアル - あいがたりない(feat. 中田ヤスタカ)

中田ヤスタカはすごい。メロディだけで泣くもん。

曲名が、OPのキズナアイがEDにいないことに関するダブルミーニングになってるのも洒落が効いている。OPのキズナアイも無茶苦茶良かったです。

これ↓


Kizuna AI - AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)【Official Music Video】

 

4.マクガフィン / 岡村靖幸さらにライムスター


岡村靖幸さらにライムスター「マクガフィン」

アーアアアアーアーアアーアォッ!

好きと好きが掛け合わされたらそりゃあさあ。

いや凄すぎる。素人が内容について書き連ねるより、ラジオで本人の解説があったので、そちらを読んでいただけば。 https://miyearnzzlabo.com/archives/60916

 

5.あゝオオサカdreamin'night / どついたれ本舗


ヒプノシスマイク「あゝオオサカdreamin' night」どついたれ本舗

R-指定。フロウもライミングもR-指定でしかない。上手すぎる。これまでのヒプマイ曲が悪かったわけではないが、ここまでレベルの差があるとオオサカ・ディヴィジョン圧勝では?いいのか?

上記のショートMVには含まれていないけど、最後の盧笙バースが最高で、いや本当に最高で、掛け合いをキャラクター性も織り交ぜながら、ここまで可愛く格好良くやられて、まー、もー、まー、エモの塊。語彙。

 

6.生業 / Creepy Nuts


【LIVE】Creepy Nuts / 生業

で、本家。Creepy Nuts

あまりにも格好良い……。スキルで黙らす最上級品。聴けばわかる凄さ。何も言えねえ。

 

7.You Can Get Again / RYKEY × BADSAIKUSH


You Can Get Again / RYKEY × BADSAIKUSH (prod.Fezbeatz)

格好良い……。

RYKEYと舐達麻は本当に自分とは違う世界すぎて、共感するかと言われると難しいのだけど、格好良いという感情は湧き出てくる。

RYKEYなんて、インスタでYZERRと諸々やった後にこれだもんな。

 

8.DRUG / SUSHIBOYZ


DRUG - SUSHIBOYS  【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

合法的な方のDRUG。

普通に格好良いし、エモはそのまま残ってSUSHIBOYSが最強になってしまった。

始まりからFARMHOUSEのリリックに心を掴まれる。

 

9.ちょっとだけバカ with Creepy Nuts / 餓鬼レンジャー


餓鬼レンジャー/「ちょっとだけバカ with Creepy Nuts」MV

またCreepy Nuts。客演が多すぎる。

餓鬼レンジャーティンカーベルネバーランドの妖精たち~ 』が無茶苦茶良いアルバムだったんですけど、私的ベストはこれ。超楽しい。リリックが良い。R-指定があまりにも可愛い。MV大好き。タコ神様と松永の使い方が絶妙。

あと、ちょっとだけどころの話ではない。

RYO-ZやDABO,LIBRO,Mummy-Dの参加したキューバ・リブレなんかも良かったので貼っておきます。欠席するMummy-Dが悪い。


餓鬼レンジャー/「キューバ・リブレ feat. Mummy-D, RYO-Z, LIBRO & DABO」MV

 

10.輪!Moon!dass!cry! / 田中 望(CV:赤﨑千夏)、菊池 茜(CV:戸松 遥)、鷺宮しおり(CV:豊崎愛生)


TVアニメ「女子高生の無駄づかい」OPテーマ 試聴動画

いやー、もー、本当に、格好良いし可愛いし泣いてしまう。このノリで、最後には泣いてしまうように作られているのがずるいですよ。

キャラクター達の性格上、そんな自覚はなさそうだけれど、それでもまー、中盤以降の怒濤の攻めがどうしようもなくこちらの胸に突き刺さってしまう。いま、この文章を書きながら泣いています。

「女子高生の無駄づかい」というワードが起点となって、まー、無駄な歌詞(あるいは日々)の繰り返しで、それでもいつか終わりがきて、振り返ってみればですよ。無駄だと思っていたものがですよ。

 

以上です。

今年もspotifyのおかげでいろんな音楽が聴けました。

また来年も、良い音楽が聴けますように。

 

※以下、次点と書くのは申し訳ないなあと思うようになったので次点というわけではないですが、ともかく良い曲です。記載します。

・クレイジークレイジー / 一ノ瀬志希 (藍原ことみ) & 宮本フレデリカ (髙野麻美)
・Midnight Dreamin' / DJ HASEBE, SALU, SIRUP
・O-Ku-Ri-Mo-No Sunday! / 久川凪 (CV: 立花日菜) & 久川颯 (CV: 長江里加)
・さらしもの(feat. PUNPEE) / 星野 源
・真っ青 / 呂布カルマ
・MONDAY / gb
・space shuttle / 空音
・公然の秘密 / 椎名林檎
・忘れられないの / サカナクション
・悪霊退治 PART.2 / METEOR & CHIN-HURTZ
・自業自得 / 輪入道
・お願いマッスル / 紗倉ひびき(CV:ファイルーズあい) & 街雄鳴造(CV:石川界人)

 

『天気の子』を観た。

端的に言ってやばい。

もう俺も年をとってしまったので明日までテンションを持続できているのかがわからない。なので多少まとまらなかろうが、今書く。ここのところは年くって「気持ち悪い文体はセーブしよう」と謙虚な気持ちを抱いていたのですが、どうにもこうにも俺の性根は気持ち悪いオタクのままだったということです。さあ、青春が戻ってきたぞ。ここからは本編の話に入るので、先に一個だけ。上映中、俺の隣でぺちゃくちゃ喋ってたカップル、男の浮気で破局しろ。

はい、まずは私の新海誠歴から。『雲の向こう、約束の場所』で首を傾げ、『秒速5センチメートル』で監督のことが嫌いになり、『星を追う子ども』がノーコメントで、『君の名は。』で病気が治ったのかと見直した感じです。どんだけ上からなのか。すみませんでした。前作が80点くらいだったんですけど、今回は120点くらいあります。まずお話や演出や絵面の綺麗さで90点。そっからテーマで100点満点を突き抜け、脚本の雑さでマイナス、それをショタの可愛さが補填してとんとんです。いつの間にか丁寧語に戻ってんな。感情が整っていない証拠だ。

直接的なネタバレはしないけれど(※ごめん後から見直したらそこそこしてた)も、こういう興奮の仕方をしている人間がいるという時点でお察しかと思う。『天気の子』はセカイ系ど真ん中の作品でした。しかしこれが単にセカイ系の焼き直しというのであれば、まー、懐かしさはあろうが、「じゃあイリヤ読むね」で終わりだったろう。『天気の子』が最高なのは、セカイ系における、あの、閉塞感を突破していることだ。今の時代にセカイ系をもっかいやる意味をまざまざと見せつけられた。

俺はイリヤ最終兵器彼女ハルヒも好きだが、かといって全面的に肯定できてはいなかった。二人のパワーがセーブされていたためか、二人の答えに妥協が含まれていたからだと思う。本当に個人の趣味ではあるのだが、俺は意思の強い人間が大好きなので、「そこ何とかなるんじゃないの?」と、妥協と諦観には少なからず違和感を覚えてしまうのです。『秒速5センチメートル』が嫌いなのはそういう理由です。

で、そっからの『天気の子』ですよ。俺が観たいのはこういうやつだ。「『天気の子』は以前の新海誠流童貞パワーに溢れている」というような感想をどこかで見かけたが、実際のところ『秒速5センチメートル』と『天気の子』は真逆に位置していると思う(童貞パワーには溢れている)。

二人に選択肢が用意されていたからこそ選べた答えではあるのだが、いま、この結論に辿り着けたのは、ゼロ年代の頃よりも、考えの多様性が認められる世の中になってきたからだろうなと思う。だから俺は須賀の考えも肯定できるし、帆高の決断も肯定できる。やりたいようにやれば良い。ああ、こういうことだ。こういうことなのだ。俺はこういう感想がブログに書けている、いま、この瞬間が、幸せである。ありがとう新海誠。ショタ最高だった。

トムの死をリセットするか

トムが死んだ。

f:id:tonizaburou:20190207211333p:plain

 

ロボトニーコーポレーション就任3日目のことだった。

パニックを起こしたので警棒で殴ったら死んだ。

 

とはいえ、これはゲームなので私はすぐさまリセットして当日の朝へ。

今度はトムの心のケアを怠らず、職員の作業を交代制にした。トムは死ななかった。

 

で、本題なんですけど、私はこのやり直しの一日をプレイしている間、とてつもなく辛い気分になります。「やり直し」というのが無駄な時間に思えて苦痛なのです。まぁゲームに限らず、仕事でも何でも、同じ作業を繰り返すというのは辛いものです。

ゲームキャラクターの死(特に、避けられる死)というのはロボトニーコーポレーションに限らず、ゲームをプレイしていればちょくちょく遭遇するものだと思います。先日の記事に書いたBLACKSOULSでもそうだし、一番強烈な記憶を残しているのは、まーファイアーエムブレムでしょう。

キャラクターが死んだ時、「リセットするか否か」という選択がプレイヤーに与えられます。大抵、私はリセットする方を選び辛い思いをするのですが、その選択をしてしまうのは、キャラクターの死がゲームの難易度を上げるから、もしくはゲームの難易度を上げるように見えるからです。

で、この、苦痛な時間を過ごすことになるゲームを自分は避けがちなんですけど、同じキャラクターが死ぬのでも、まったく不快感のないゲームもあります。

その違いは何かと考えたんですけど、簡単な話で、キャラクターの死に対してプレイヤーへのケアが為されているか否かだと思います。

例えば、キャラクターの死によってプレイヤーがボーナスを獲得できる。

例えば、そもそもキャラクターの死をプレイヤーの一存で決められる。

例えば、キャラクターが死のうがどうなろうが全くプレイに影響なくゲームが進行する。

 

喪失感もゲームの一部という考えもわかります。とはいえ、喪失感を味わうだけなら映画でも良いわけですし、そこは何らかの工夫が欲しいなあ、と思います。「こんなときトムがいてくれたらなあ」「うるせえトムは死んだんだ!」→つらい。

繰り返し作業の辛さを経験させることによって、プレイヤーがより良いプレイをするための動機とする設計なのかな。だとしたら、アホなこと書いて申し訳ないです。アホなこと書いて申し訳ない。

 

はい。おわりです。

結論もなく中途半端ですが、近頃ずっともやもやしていたことを書けたので満足しました。

 

ロボトニーコーポレーションは楽しいので継続。

SCPからありったけのエネルギーを抽出するぞ!

『BLACKSOULS』むっちゃ面白かった記録

18禁だし薦めづらいのですが、あまりにも面白かったので書きます。

エロに抵抗感のある方はここで引き返していただければと思います。マジで。どん引くかもしれない。

 

www.dlsite.com

 

言いたいことはわかります。ちょっと待ってほしい。

「イラストは良くいえば独特」「少し厨二くさい」「エロゲ」「同人」「セールしない」などなど、プレイまでのハードルが高いゲームなのですが、ちょっと待ってほしい。

そこを飛び越えた先に凄まじいプレイ体験があるので。エロは設定でOFFにもできるので(俺はしないぞ)。

私は無印のエンディングを全部見た後、すぐさま2を購入してプレイを開始しました。

 

BLACK SOULS。DARK SOULSインスパイアのRPG

そしてなにより、UNDERTALEなんかに代表されるメタゲーの一種です。

RPGのシステムとしては大きな特徴があるわけではないと思います。けれど、そのメタゲーとしての面白さ、ゲームバランス、純粋なRPGとしての設計の出来なんかが凄まじかった。

本作は同人のRPGとしては非常に自由度が高いです。お使いクエストは存在しないし、ワールドのどこから探索を始めても良い(探索しなくても良い)。

登場キャラクターは全員殺せます。ヒロインも。新たなヒロインと出会った際の選択肢は「誓約する」「殺す」「犯して監禁する」の三択です。

そんでマルチエンディング。周回するとレベルも武器もほとんど丸ごと引き継げます。

 

自由度の高さは、「プレイヤーの欲望を満たすため」というのももちろんあるのでしょうけど、それよりなにより、「物語のため」というのが大きいでしょう。

本作は世界の謎を解き明かすゲームです。まず、主人公が放り込まれた世界は何なのか。こいつらは何なのか。何が起こっているのか。プレイ当初は全然わかりません。ただただ世界を旅するしかない。何となく、ヘンゼルとグレーテルやらアリスやら童話の登場人物ばかりなのはわかりますが、まー、そんくらい。

で、じゃあ、どうすれば良いの、という話。とりあえず適当にプレイしていればエンディングは迎えられます。けれど大事なことはなんにもわからんまま。割と頑張って迎えたエンディングでもわからんままです。どうすれば世界の謎を解き明かせるのか。辿り着いた先に何があるのか。

UNDERTALEは「どうすれば辿り着けるのか」がわかりやすかったのですが、こっちは一筋縄にはいきません。ぶっちゃけ攻略サイト見ないと辛いと思うので、二回くらいエンディング見たらさすがに攻略サイトへGOで良いでしょう。あと辿り着いても理解できるとは限らないぞ。さあ考察サイトの出番だ。

物語の世界構造に気付いた瞬間の衝撃は物凄く、もっと言えば、1と2とで、でっかい仕掛けがまったく別物であるのがまた素晴らしい。2の方は思わず笑ってしまった。ひでえな、マジかよ。

 

はい。というわけで書きたいことを書けたので終わりです。

やー、ディグって大事ですね。次はsteamで『Lobotomy Corporation』というのをプレイする予定です。やばそう。がんばるぞ。

 

とにざぶろうでした。

ボドゲのオープン会に行きづらくなった訳

最近、段々とボドゲのオープン会に行きづらくなっており、実際、頻度がかなり低くなっている。
その理由というのをぽつぽつと考えていたのでまとめてみた。ほぼ自分用です。
 
まぁとはいえ、まとめてしまえば大きな理由というのは以下の二つ。
 1.あんまり見知らぬ人と接したくない。
 2.面白いゲームだけプレイしたい。
 
これだけ書くとむちゃくちゃ自分勝手な人間なので(実際自分勝手なんですけど)、もう少し細かく。
 
1について。
私は、苦手な人間がとことん苦手だ。そうとは口には出さないけど、一度でも「ああ無理だ」と思ってしまうと、二度と顔を合わせたくない。
オープン会に行くということは、新たに苦手な人間を増やす危険性を孕んでいるので、特に新しい会に行く時なんかはかなりびくびくしてしまう。
また、こちらは単純な話で、同じゲームでも、気の合う面子と遊んだ場合の方が、見知らぬ相手と遊んだ時よりも何倍も面白いと思う。
オープン会というのは、そういう気の合う面子を増やす場でもあると思うのだけど、最近、そのワクワクを恐怖と怠さが上回りだした。臆病なのです。人見知りだし。
 
2について。
世にはコンテンツが溢れている。特に自分の場合、映画・漫画・小説・アニメ・ゲーム・ボドゲ・音楽と大体のものに触れる。
言うまでもなく、そうなってくると時間が足りなくなる。一つのジャンルに触れられる時間というのは限られている。
するともう、極力、面白いゲームだけプレイしたいという気持ちが強くなった。
で、この「面白い」というのは私にとっての「面白い」なので、他人の趣味と合うとは限らない。
オープン会は、互いの趣味を承知していない他人が多いので、自分にとって面白くないゲームと遭遇する可能性が高い。出来うるなら、信頼する人から薦められたい。
以前は「新しいゲームが知れるのって素敵」と感じていたが、そこまでの情熱は失ってしまった。
あぁ、これ、「面白いゲームだけプレイしたい」じゃなくて「ボドゲへの情熱が減った」だ。
 
年をくって色々と考えるのだが、ワガママが通せるなら、通して生きたいものだと思う。
「オープン会に行かない」という選択が他人に迷惑をかけるわけでもなし。
気苦労なしに生きられれば人生は楽しい。
昔から「人生楽しく」がモットーです。
今の仕事も、小説書くのも、ゲームするのも、私は楽しいのです。

私的2018年度コンテンツ10選

とにざぶろうです。

10選のコンテンツの方です。

去年の音楽はこちら。去年のコンテンツはこちら

あと今年の音楽はこちら

 

早速始めます。

 

1.Frostpunk(ゲーム)

store.steampowered.com

ゲーミングPCを購入してしまったこともあり、今年の後半はどっぷりsteam沼に浸かっていました。

Frostpunkは、極寒の世界×スチームパンク×SLGなゲーム。極寒で死に絶えた世界、最後の人類はスチームハブの熱を頼りに、なんとか生き残ろうともがきます。

とはいえ、全てが全て不足している状況、何かを得るためには何かを犠牲にしなければならず、プレイは選択の連続です。

世界観にやられ、ゲームとしての面白さにやられ、延々とプレイしてしまう。けれどきちんと終わりのあるタイプのSLGなので、ちょっとだけ安心。

 

2.異世界おじさん(漫画)

異世界おじさん 1 (MFC)

異世界おじさん 1 (MFC)

 

17年間異世界を旅していたおじさんがこちらの世界へ戻ってきた話。ギャグ漫画です。

長らく二次創作の舞台で私たちを楽しませてくれていたほとん先生の一次創作。一次創作に寄せて作風を少しだけずらしていて凄い。無茶苦茶面白い。

 

3.Detroit: Become Human(ゲーム)

すごい。今年のPS4の中で一番を決めるとしたらこれしかねえ。これ以上のADVは向こう何年も生まれないだろうと思います。

何よりも優れているのはシステムで、このゲームにはGAME OVERというものが存在しない。かつ、プレイヤーの選択は、いわゆる選択肢という形でわかりやすくは現れない。どんな行動を起こすのか、あるいは何もしないのか。勝利するか敗北するか。逃がすか捕らえるか。気付くか気付かないか。そういった選択の連続でいつの間にかストーリーが出来上がっている。自分専用の映画が作られているかのよう。すごい。

というわけなので、是非、みなさんプレイしましょう。

 

4.カメラを止めるな!(映画)

カメラを止めるな!  [Blu-ray]

カメラを止めるな! [Blu-ray]

 

今年一番の自慢は、この映画を公開初日の舞台挨拶回で観たことです。褒めてくれていいぞ。

映画の内容はもはやみんな知っているでしょうということで省略。

この映画が私の心をとらえて離さないのは、メタ的な青春がそこにあるからだと思います。当て書きということ。そして超長回しの中にはハプニングなどもあり、それがかえって作品の完成度を上げていたりする。それらによって「あのメンバーであの時にしか撮れなかった映画」感が強まり、青春を覚えるのです。

さらに言えば、映画が社会現象になってゆく様子、出演者の仕事が増えていく様子なんかも観ていて嬉しいし面白い。

そりゃあみんな大好きになるでしょうという映画です。

 

5.BEASTARS(漫画)

凄まじい。こんなに面白い漫画があるかよ、という感じ。

割と複雑な物語なので、むっっちゃざっくり書くと、じめじめ湿っていてどす黒く青臭いズートピア

特に11巻は怒濤の展開の連続。青春なのかサスペンスなのかバトルなのか、読者としてはもうジャンルの判断がつきませんが、とにかく面白い。

 

6.若おかみは小学生!(映画)

www.waka-okami.jp

みんなそうだと思うんですけど、舐めてました。すみませんでした。まだの人は観てほしい。そしてかつての自分を反省してほしい。

おっこちゃん(js)が両親を事故で亡くし、旅館を営む祖母に引き取られる話。そんで、一年をかけて、旅館の女将として立ち上がり、両親との決別に折り合いをつけていく話。

なにより脚本が素晴らしく、一切の無駄がない。そして容赦のない展開に、センスの良い台詞選び。さすが吉田玲子。ショッピングモールのシーンに始まり、後半は三回くらい泣かされました。

なによりOPとEDの対比が素晴らしい。

 

7.月曜日の友達(漫画)

月曜日の友達 2 (ビッグコミックス)

月曜日の友達 2 (ビッグコミックス)

 

去年に引き続きですが、2巻でアホほど泣いたので。またもや今年のベスト漫画です。傑作中の傑作。

台詞はとてもわかりやすく、かつ詩的で。背景は書き込まれていて美しく、なのに新しく。反射する光の表現や表情、瞳に写る景色、コマ割りから演出に至るまで全部最高。

そしてそれらを全部重ね合わせて一歩上まで昇華させて、ストーリーの材料として使っている。180ページに至るまでの流れたるや。学生の頃に読んでいたら少なからず人生が変わっていただろう物語です。

できるだけネタバレにならないよう曖昧な表現で濁しますが、これを読むことで、失われていた美しく尊いものを、僅かでも取り戻せるんじゃないかと思います。それは誰にでもあるもので、だからこそ春になれば巡り巡るのです。

 

8.戦極MCBATTLE 第18章 本戦(イベント)


SAM vs ID/戦極MCBATTLE第18章 BEST BOUT 2(2018.8.11)

DVDのURLよりも、一戦の映像貼った方が良いだろうということでぺたり。これ決勝とかでなくて一回戦の試合だからな。

俗にいうMCバトルの大会です。主催者のMC正社員も言うように、過去最高の大会だと思います。

最強に豪華な出場者。パンチラインだらけ、ベストバウトだらけ。そんな中、決勝に勝ち進んだ因縁持ちの二人のMC。MCバトルで涙腺が緩むことなんてそうそうないけれど、今回の決勝は駄目。とてつもなく心動かされた。いやーすごい。すごいですよ。

 

9.ランス10(ゲーム)


ランス10 プロモーションムービー

ランス、完結。

完結に相応しく、ストーリーもシステムも全力投球。もう絶対に続きは出さねえぞという気概を感じる最高のゲームでした。

システムとしては、例えば、周回を前提としたマルチエンディング形式(スキップ機能が優秀)、ガチャ要素を含む仲間集め。数多くの目標の取捨選択。そして(段々と)強くてニューゲームの爽快感。

そしてストーリー。これまで1タイトルでようやく1体倒すのがやっとだった魔人が、初っ端からアホほどいる。さらには絶望しかないランスを取り巻く世界の成り立ちや構造。この逆境のなかでいかにしてエンディングを目指していくかというのが、本当に楽しかった。最後には長い長いエピローグも待ち受けている(そもそもランス10自体が長い長いエピローグな気もします)。

とりあえずみんなさっと9までを復習して10プレイしましょう。

※18禁なので検索は自己責任で。

 

10.宇宙よりも遠い場所(アニメ)

STAGE1 青春しゃくまんえん

STAGE1 青春しゃくまんえん

 

数年に一度の傑作。SHIROBAKO以来。

ヒロイン4人が南極に行く話なのですが、正直なところ南極は物語の本筋ではなく、描かれているのは、各々が抱えた事情と、それにどう立ち向かうか、折り合いをつけてゆくか。例えば母親と死別していたり、高校をドロップアウトしていたり、友人が一人もいなかったり。

けれど、そういう事情を抱えながらも基本的にはコメディとして明るく描かれている。観ていて疲れない。でも締める時は締める。特に私は出航時の大人たちの沈黙が大好きです。

観てない人は観てほしい、マジで。という気持ちを込めて、Blu-rayでなくアマプラのURLを貼るのです。

 

はい、以上。

傑作傑作うるさいですが、でも傑作と思うのだから仕方ない。各ジャンル、年に一本くらいは傑作あるよ。

来年もまた良いコンテンツに出会えますように。

ではまた、とにざぶろうでした。

 

※次点は以下の通りです。

・SSSS.GRIDMAN(アニメ……ですがボイスドラマの方がより好き)

・地獄楽(漫画)

・海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと(小説)

・レディプレイヤー1(映画)

ボヘミアンラプソディ(映画)

・ペンギンハイウェイ(映画)

キングスマン ゴールデンサークル(映画)

・ブリグズビーベア(映画)