ロバの耳☆

たまに書きたいことをだらだらと書く。

ボドゲのオープン会に行きづらくなった訳

最近、段々とボドゲのオープン会に行きづらくなっており、実際、頻度がかなり低くなっている。
その理由というのをぽつぽつと考えていたのでまとめてみた。ほぼ自分用です。
 
まぁとはいえ、まとめてしまえば大きな理由というのは以下の二つ。
 1.あんまり見知らぬ人と接したくない。
 2.面白いゲームだけプレイしたい。
 
これだけ書くとむちゃくちゃ自分勝手な人間なので(実際自分勝手なんですけど)、もう少し細かく。
 
1について。
私は、苦手な人間がとことん苦手だ。そうとは口には出さないけど、一度でも「ああ無理だ」と思ってしまうと、二度と顔を合わせたくない。
オープン会に行くということは、新たに苦手な人間を増やす危険性を孕んでいるので、特に新しい会に行く時なんかはかなりびくびくしてしまう。
また、こちらは単純な話で、同じゲームでも、気の合う面子と遊んだ場合の方が、見知らぬ相手と遊んだ時よりも何倍も面白いと思う。
オープン会というのは、そういう気の合う面子を増やす場でもあると思うのだけど、最近、そのワクワクを恐怖と怠さが上回りだした。臆病なのです。人見知りだし。
 
2について。
世にはコンテンツが溢れている。特に自分の場合、映画・漫画・小説・アニメ・ゲーム・ボドゲ・音楽と大体のものに触れる。
言うまでもなく、そうなってくると時間が足りなくなる。一つのジャンルに触れられる時間というのは限られている。
するともう、極力、面白いゲームだけプレイしたいという気持ちが強くなった。
で、この「面白い」というのは私にとっての「面白い」なので、他人の趣味と合うとは限らない。
オープン会は、互いの趣味を承知していない他人が多いので、自分にとって面白くないゲームと遭遇する可能性が高い。出来うるなら、信頼する人から薦められたい。
以前は「新しいゲームが知れるのって素敵」と感じていたが、そこまでの情熱は失ってしまった。
あぁ、これ、「面白いゲームだけプレイしたい」じゃなくて「ボドゲへの情熱が減った」だ。
 
年をくって色々と考えるのだが、ワガママが通せるなら、通して生きたいものだと思う。
「オープン会に行かない」という選択が他人に迷惑をかけるわけでもなし。
気苦労なしに生きられれば人生は楽しい。
昔から「人生楽しく」がモットーです。
今の仕事も、小説書くのも、ゲームするのも、私は楽しいのです。

私的2018年度コンテンツ10選

とにざぶろうです。

10選のコンテンツの方です。

去年の音楽はこちら。去年のコンテンツはこちら

あと今年の音楽はこちら

 

早速始めます。

 

1.Frostpunk(ゲーム)

store.steampowered.com

ゲーミングPCを購入してしまったこともあり、今年の後半はどっぷりsteam沼に浸かっていました。

Frostpunkは、極寒の世界×スチームパンク×SLGなゲーム。極寒で死に絶えた世界、最後の人類はスチームハブの熱を頼りに、なんとか生き残ろうともがきます。

とはいえ、全てが全て不足している状況、何かを得るためには何かを犠牲にしなければならず、プレイは選択の連続です。

世界観にやられ、ゲームとしての面白さにやられ、延々とプレイしてしまう。けれどきちんと終わりのあるタイプのSLGなので、ちょっとだけ安心。

 

2.異世界おじさん(漫画)

異世界おじさん 1 (MFC)

異世界おじさん 1 (MFC)

 

17年間異世界を旅していたおじさんがこちらの世界へ戻ってきた話。ギャグ漫画です。

長らく二次創作の舞台で私たちを楽しませてくれていたほとん先生の一次創作。一次創作に寄せて作風を少しだけずらしていて凄い。無茶苦茶面白い。

 

3.Detroit: Become Human(ゲーム)

すごい。今年のPS4の中で一番を決めるとしたらこれしかねえ。これ以上のADVは向こう何年も生まれないだろうと思います。

何よりも優れているのはシステムで、このゲームにはGAME OVERというものが存在しない。かつ、プレイヤーの選択は、いわゆる選択肢という形でわかりやすくは現れない。どんな行動を起こすのか、あるいは何もしないのか。勝利するか敗北するか。逃がすか捕らえるか。気付くか気付かないか。そういった選択の連続でいつの間にかストーリーが出来上がっている。自分専用の映画が作られているかのよう。すごい。

というわけなので、是非、みなさんプレイしましょう。

 

4.カメラを止めるな!(映画)

カメラを止めるな!  [Blu-ray]

カメラを止めるな! [Blu-ray]

 

今年一番の自慢は、この映画を公開初日の舞台挨拶回で観たことです。褒めてくれていいぞ。

映画の内容はもはやみんな知っているでしょうということで省略。

この映画が私の心をとらえて離さないのは、メタ的な青春がそこにあるからだと思います。当て書きということ。そして超長回しの中にはハプニングなどもあり、それがかえって作品の完成度を上げていたりする。それらによって「あのメンバーであの時にしか撮れなかった映画」感が強まり、青春を覚えるのです。

さらに言えば、映画が社会現象になってゆく様子、出演者の仕事が増えていく様子なんかも観ていて嬉しいし面白い。

そりゃあみんな大好きになるでしょうという映画です。

 

5.BEASTARS(漫画)

凄まじい。こんなに面白い漫画があるかよ、という感じ。

割と複雑な物語なので、むっっちゃざっくり書くと、じめじめ湿っていてどす黒く青臭いズートピア

特に11巻は怒濤の展開の連続。青春なのかサスペンスなのかバトルなのか、読者としてはもうジャンルの判断がつきませんが、とにかく面白い。

 

6.若おかみは小学生!(映画)

www.waka-okami.jp

みんなそうだと思うんですけど、舐めてました。すみませんでした。まだの人は観てほしい。そしてかつての自分を反省してほしい。

おっこちゃん(js)が両親を事故で亡くし、旅館を営む祖母に引き取られる話。そんで、一年をかけて、旅館の女将として立ち上がり、両親との決別に折り合いをつけていく話。

なにより脚本が素晴らしく、一切の無駄がない。そして容赦のない展開に、センスの良い台詞選び。さすが吉田玲子。ショッピングモールのシーンに始まり、後半は三回くらい泣かされました。

なによりOPとEDの対比が素晴らしい。

 

7.月曜日の友達(漫画)

月曜日の友達 2 (ビッグコミックス)

月曜日の友達 2 (ビッグコミックス)

 

去年に引き続きですが、2巻でアホほど泣いたので。またもや今年のベスト漫画です。傑作中の傑作。

台詞はとてもわかりやすく、かつ詩的で。背景は書き込まれていて美しく、なのに新しく。反射する光の表現や表情、瞳に写る景色、コマ割りから演出に至るまで全部最高。

そしてそれらを全部重ね合わせて一歩上まで昇華させて、ストーリーの材料として使っている。180ページに至るまでの流れたるや。学生の頃に読んでいたら少なからず人生が変わっていただろう物語です。

できるだけネタバレにならないよう曖昧な表現で濁しますが、これを読むことで、失われていた美しく尊いものを、僅かでも取り戻せるんじゃないかと思います。それは誰にでもあるもので、だからこそ春になれば巡り巡るのです。

 

8.戦極MCBATTLE 第18章 本戦(イベント)


SAM vs ID/戦極MCBATTLE第18章 BEST BOUT 2(2018.8.11)

DVDのURLよりも、一戦の映像貼った方が良いだろうということでぺたり。これ決勝とかでなくて一回戦の試合だからな。

俗にいうMCバトルの大会です。主催者のMC正社員も言うように、過去最高の大会だと思います。

最強に豪華な出場者。パンチラインだらけ、ベストバウトだらけ。そんな中、決勝に勝ち進んだ因縁持ちの二人のMC。MCバトルで涙腺が緩むことなんてそうそうないけれど、今回の決勝は駄目。とてつもなく心動かされた。いやーすごい。すごいですよ。

 

9.ランス10(ゲーム)


ランス10 プロモーションムービー

ランス、完結。

完結に相応しく、ストーリーもシステムも全力投球。もう絶対に続きは出さねえぞという気概を感じる最高のゲームでした。

システムとしては、例えば、周回を前提としたマルチエンディング形式(スキップ機能が優秀)、ガチャ要素を含む仲間集め。数多くの目標の取捨選択。そして(段々と)強くてニューゲームの爽快感。

そしてストーリー。これまで1タイトルでようやく1体倒すのがやっとだった魔人が、初っ端からアホほどいる。さらには絶望しかないランスを取り巻く世界の成り立ちや構造。この逆境のなかでいかにしてエンディングを目指していくかというのが、本当に楽しかった。最後には長い長いエピローグも待ち受けている(そもそもランス10自体が長い長いエピローグな気もします)。

とりあえずみんなさっと9までを復習して10プレイしましょう。

※18禁なので検索は自己責任で。

 

10.宇宙よりも遠い場所(アニメ)

STAGE1 青春しゃくまんえん

STAGE1 青春しゃくまんえん

 

数年に一度の傑作。SHIROBAKO以来。

ヒロイン4人が南極に行く話なのですが、正直なところ南極は物語の本筋ではなく、描かれているのは、各々が抱えた事情と、それにどう立ち向かうか、折り合いをつけてゆくか。例えば母親と死別していたり、高校をドロップアウトしていたり、友人が一人もいなかったり。

けれど、そういう事情を抱えながらも基本的にはコメディとして明るく描かれている。観ていて疲れない。でも締める時は締める。特に私は出航時の大人たちの沈黙が大好きです。

観てない人は観てほしい、マジで。という気持ちを込めて、Blu-rayでなくアマプラのURLを貼るのです。

 

はい、以上。

傑作傑作うるさいですが、でも傑作と思うのだから仕方ない。各ジャンル、年に一本くらいは傑作あるよ。

来年もまた良いコンテンツに出会えますように。

ではまた、とにざぶろうでした。

 

※次点は以下の通りです。

・SSSS.GRIDMAN(アニメ……ですがボイスドラマの方がより好き)

・地獄楽(漫画)

・海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと(小説)

・レディプレイヤー1(映画)

ボヘミアンラプソディ(映画)

・ペンギンハイウェイ(映画)

キングスマン ゴールデンサークル(映画)

・ブリグズビーベア(映画)

 

私的2018年度音楽10選

とにざぶろうです。

年末なので10選やります。

時間はないしあまり見られないのもわかっているんだが、これがなければ年を越せない体になってしまった。

去年の音楽はこちら。去年のコンテンツはこちらです。

 

まいります。

 

1.住所/KICK THE CAN CREW feat.岡村靖幸


KICK THE CAN CREW 「住所 feat. 岡村靖幸」Music Video

仕方ないよ。好き&好きの掛け合わせだもの。

MCUもLITTLEもソロの時より断然進化している。やっぱりKICKだな。サビの岡村ちゃんへ繋ぎ役としてKREVAが最高にメロディアスなフロウ。やっぱりKICKだな。

後から知ったんですけど、「KICK初のラブソング」とか言っておいて、実は韻への愛だとかレトロゲーへの愛だとか語っているところがすげえなと思います。

 

2.Go Crazy feat. WILYWNKA , FARMHOUSE & 唾奇/YMG


Go Crazy feat. WILYWNKA , FARMHOUSE & 唾奇 / YMG (字幕)

仕方ないよ。好き&好きの掛け合わせだもの。

今年の後半は唾奇とFARMHOUSE(というかSUSHIBOYS)ばかり聴いていた印象があります。その二人がいるんだからまあ神。FARMHOUSEは本当にラップが上手いなあ。リリックも良くて泣きそうになる。

WILYWNKAを寡聞にもこの曲以前知らなかったのですが、聴きやすくて心地よいですね。ちょっとSOCKSに似ている。

 

3.リトルリドル/双葉杏, 城ヶ崎莉嘉, 二宮飛鳥, 白坂小梅, 早坂美玲


【楽曲試聴】「リトルリドル(M@STER VERSION)」(歌:双葉杏、城ヶ崎莉嘉、二宮飛鳥、白坂小梅、早坂美玲)

ヒップホップ度としては最近のRIP SLYMEくらい。わいわい楽しそうにラップしている面々が愛しく、そんな中、サビでちょっと寂しさを滲ませてくるバランスが大好きです。

 

4.いとしーさー♥/輿水幸子多田李衣菜、藤原肇、水本ゆかり、森久保乃々


【楽曲試聴】「いとしーさー♥」(歌:輿水幸子、多田李衣菜、藤原肇、水本ゆかり、森久保乃々)

この曲を聴くと何故か毎回涙腺が緩むんですけど、おそらくはサビの盛り上がりが肌に合ってるんだと思います。メロディは大きく変えず、声を強くして音を増やして盛り上がりを表現しているのが、なんだか熱と感情がこもっているように聴こえるのです。

 

5.Dickies 874/漢 a.k.a. GAMI、D.O、呂布カルマ、NAIKA MC、SALU、JP THE WAVY、RYKEY、DJ BAKU


Dickies 874 feat. 漢 a.k.a. gami 、d.o、呂布カルマ、naika mc 、salu 、jp the wavy 、rykey、dj baku

最高。好きなラッパーしかいない上、全員が無茶苦茶聴きやすくて面白いラップ。テーマ性もあって染みる。ラストの漢がやっぱり凄いわ。

D.Oの逮捕と共に公式の動画が削除されてしまったので、上のは関係ないシャボン玉の動画です。

 

6.夢の続き feat. 田我流/EVISBEATS


田我流 @Diagonal 代官山UNIT (2017.12.30)

EVISBEATSと田我流のタッグとしては、ド名曲ドクラシックである『ゆれる』があるのですが、この曲は、その続きとのことです。

『ゆれる』と同様に、優しいトラックに優しいリリックが乗り、胸に染みる。

 

7.All Green feat.唾奇/DJ RYOW


DJ RYOW『all green feat. 唾奇』【Music Video】

弔いの曲。泣いちゃう。

ヴァースごとに毎回ビートアプローチをしていて、全部上手いし全部気持ち良い。唾奇は本当に凄いなあ。DJ RYOWのトラックもさすが。

 

8.いつもこうなってる/Chouji、RYKEY、CHICO CARLITO、Pablo Blasta

open.spotify.com

トラックがまず好き。そんでPablo Blastaのフックも好きだし、各人のラップも最高。特にRYKEYの詩的なリリックと渋い声、ラップがたまらない。

 

9.No Question/m-flo


m-flo / No Question (EDIT Ver) <歌詞字幕あり>

KICKに続いてm-floが復活する2018年。どうなっているのか。

やっぱりLISAがいてこそと思わせる、『come again』を彷彿とする堂々たる復活第一弾。懐かしさと新鮮が同居して天へと昇っていける。「逆回転させる?」みたいなどこか抜けた馬鹿馬鹿しいラップが良いアクセント。

 

10.スポットライト/Creepy Nuts


Creepy Nuts / スポットライト【MV】

すばら。とても男の子。強い。まさかCreepy Nutsがこんな曲を作れるだなんて。

Creepy Nutsを物語として捉えると、この曲は完全に「Creepy Nuts、第一部、完!」です。「トレンチコートマフィア」だとか「たりないふたり」だとか「助演男優賞」だとか「みんなちがってみんないい」だとか、己を卑下してルサンチマンを爆発させてきた二人が、もうそんなことやめにしようや、と、スポットライトを浴びるのは俺らこそが相応しいと名乗りを上げたのです。泣く。そんなん泣く。

以上を踏まえると、MV終盤にて笑顔で踊る女性の姿にも感動しますね。

 

はい。

今年はspotifyの影響でいろんな曲を聴いていました。特にその中でも多いのはヒップホップで、まぁ、最初はアーティストに金入らんのじゃないか大丈夫かと心配していたspotifyですが、消費者としてはやっぱり良い面が多いなあ。心配なのは今でも心配ですが。

来年も良い音楽を聴けますように。とにざぶろうでした。

 

※ちなみに次点は以下の通り。

洋梨吉澤嘉代子

・TAG SHIT/輪入道、DOTAMA、MU-TON

・RIVER/tofubeats

・アカリがやってきたぞっ/GYARI

・マイサマーコミカライズ/ぼっちぼろまる

・This is America/Childish Gambino

・7秒/モーモールルギャバン

・ドラマチックピンクビキニ feat.藤井隆/sooogood!

・アヒルボート/SUSHIBOYS

私的2017年度コンテンツ10選

とにざぶろうです。

音楽の方でも書いた通り、今年から10選にします。

どうも今年は心を揺さぶられた経験が少なくて。自分が年を食って感性が鈍ってきているのか面白いコンテンツに出会えなかっただけなのか。前者だったら怖いなあ。

というわけでやります。

去年の音楽はこちら。コンテンツはこちら

 

1.月曜日の友達(漫画)

月曜日の友達 1 (ビッグコミックス)

月曜日の友達 1 (ビッグコミックス)

 

今年一番面白かった漫画っつったらこれかなあと思います。次点で「BEASTARS」か「かぐや様は告らせたい」。

大人になりきれない自分に思い悩み、そんな自分を唯一肯定してくれる彼は尊い尊い月曜日の友達。周囲から幼いと呼ばれる主人公こそが、その幼いと呼ばれる自分に思い悩む姿こそが誰よりも大人びているようにも見えて、けれどやっぱりその悩みは子供じみている。とても危ういバランスに立つ主人公に可愛らしくもはらはらとする。漫画演出はずば抜けていて、絵はイラストレベルで、まー、凄い。みんな読んでほしい。

 

2.ドキュメンタル(動画)

 10人の芸人が笑わせ合って最後に残った奴が1000万総取り。プロモーションむっちゃかかってるあれです。

文句なく無茶苦茶面白い。何度観ても何度でも笑う。新しいシーズンが始まると参加者は誰かとわくわく心躍る。始まってしまうと、笑ってはいけない緊張感に包まれた空気自体が面白く、必死で笑いを我慢する芸人とそれを見て心の底から爆笑できる我々はとても愉快だ。

 

3.先生とそのお布団(小説)

先生とそのお布団 (ガガガ文庫)
 

我々がどれだけ石川博品を愛しているのかという話です。

ほぼ石川博品私小説石川博品の作品を読んでいれば読んでいるほど泣く。作中では猫と女の子に救われる主人公だが、実際には猫も女の子もいないんだぞ。どういうことなのか。作家としての葛藤・苦悩がダイレクトに伝わり、外側から石川博品を観察してきた我々読者は、その実情を知って泣いてしまう。あと最後のファンタジー部分は狡い。無理じゃんそんなん。

 

4.ミックス。(映画)

([や]2-4)ミックス。 (ポプラ文庫)
 

 古沢良太脚本の良さが遺憾なく発揮されていて最初っから最後まで面白かった。ずばーっと走り抜ける、居場所を失った人達が何とかかんとか前へと進み出す物語。主人公コンビもさることながら、チームメイトも各々の事情を抱えておりいちいち心を掴まれる。優馬くんマジ……!

あとビール飲みながら唸り泣くガッキーが無茶苦茶可愛くてナナチかと思った。

 

5.スプラトゥーン2(ゲーム)

 ナワバリバトルはまぁ大体1と変わらないのですが、私は延々とサーモンランにハマっていました。ウェーブ形式の協力戦。現れるボスキャラはそれぞれ特徴付きでくせ者揃い。チャット付きでわいやわいや戦いを繰り広げる楽しさったらない。

 

6.フリースタイルダンジョン(TV番組)

MONSTER VISION

MONSTER VISION

 

 フリースタイルダンジョンです。やはり私は初代モンスターが好きだったなあとしきりに思う。チャレンジャー呂布カルマとか晋平太とか最高でしたね。後者の晋平太については、一番手サイプレス上野でまずは空気の違いを視聴者に見せつけ。二番手のド本命漢 a.k.a GAMI戦はもうひたすら漢さんが格好良く。三番手のT-PABLOWに度肝を抜かれ。四番手でR-指定がスポーツに戻す。つうかR-指定の「お待たせ、ラップオタクの出番だ」ってとこやばくないですか。サンプリングをした上で、T-PABOWの発言を受けてのDOTAMAや晋平太への気遣いが見てとれてホント最高。

 

7.ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期(ゲーム)

 ダンガンロンパ最高傑作なのではないか。ストーリーも謎解きも一級品でずうっと面白い。「たぶん制作陣が用意できる一番意地の悪い回答はこれだろうなー」つって推理していくとマジで当たるのでホント。ラストだけは賛否両論でしょうけど、私は好きだし、批判を恐れずこれを放り込んでくる気概は凄まじいと思う。褒め称えられるべき。

あと今作は、これまで以上にキャラクターが好みだった。王馬くんホント好き。王馬くんの存在だけでこのゲームをプレイする価値があるほど。あと夢野さん。

 

8.哭声/コクソン(映画)

 韓国の山村で殺人事件が連続する。自らの家族を殺す犯人たちはみな奇妙な斑点が浮き上がっていて茫然自失の廃人状態、まるでゾンビのよう。山村に何が起こっているのか。狐憑きか悪魔の仕業か幻想キノコか単なる事件の連続か。

屍鬼』や『SIREN』や『ひぐらしの泣く頃に』からの流れを汲んだかのようなサスペンススリラー。これらが大好きな自分には当然の如くぶっ刺さる。どこに連れて行かれるのかわからぬまま混沌のなか物語が進み、終盤のどんでん返しどんでん返しどんでん返し。最高。闇の國村隼もいるよ!

 

9.ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(ゲーム)

 

俺が今までプレイしてきたTVゲームの中で一番面白かったのではないか。

オープンワールドの一つの完成形。見える景色のどこへでも行ける。壁なんてない。全部登れる。苦労して登って見下ろせば次の目的地が見つかる。グライダーで下降してこれまで行けなかった場所へすいすいと到達する。移動するだけでこんなにも楽しいなんて信じられなかった。寝ずにぶっ続けでまるまる22時間くらいプレイしたりとか。一週間も経たずにクリアしてしまったりとか。学生時代に戻ったかのようなプレイ体験だった。あぁ楽しかった。なんだったんだこのゲームは。そんでゲーム性だけでなくシナリオまで良いのだから恐ろしくなる。ミファーが正ヒロインなのかと見せかけてからの怒濤のゼルダ推し。ラストの再会にはそりゃあ感動するさ。往年のSF系ギャルゲのトゥルーエンドかと思う。

 

10.ガールズ&パンツァー 最終章 第一話(映画)

Grand symphony

Grand symphony

 

 文句なく面白いしガルパン最終章についてはこの前ブログに書いたのでこちらをご確認ください。

 

はい。終わり。満足しました。

今年は去年に比べてTVゲームをプレイしている時間が圧倒的に長かったですね。Switchのせいだ。

 

また来年も良いコンテンツに巡り会えますように。

まだ2017年は一週間ほどありますが、とりあえずは。

みなさま、良いお年を。

私的2017年度音楽10選

とにざぶろうです。

今年から10選にしました。誰に咎められたわけでもないのですが、段々とランキング形式にするのめんどくせえなという想いが生まれたためです。あとそもそもランキング付けられるほど音楽にもコンテンツにも触れなくなってきた。基本的には、数年後に自分が郷愁に浸るためのまとめです。

去年の音楽はこちら。去年のコンテンツはこちら

 

始めます。コメントも短めで。

 

1.ミクロボーイとマクロガール/スチャダラパー & EGO-WRAPPIN'


スチャダラパーとEGO-WRAPPIN' "ミクロボーイとマクロガール"(Official Music Video)

まずトラックで胸を鷲掴みにされてもう無理。スチャダラパー外さないなあ。最高。PVはのんだぞ!

 

2.スローライフ・ファンタジー/双葉杏(五十嵐裕美)


【楽曲試聴】「スローライフ・ファンタジー」(歌:双葉杏)

これ聴いたせいで夏の新刊は杏本になりました。

歌詞ホント。双葉杏の理想とする生き方が描かれていて、笑い話に捉えられがちだったそれは茶化されるべきものでも何でもなくて、彼女には彼女の世界がある。そんな世界は、この曲によって伝播して、我々は次第に溶かされていくのです。

 

3.助演男優賞Creepy Nuts


Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) / 助演男優賞【MV】

超ドクソPOP。初期のRIP SLYMEを思い出すノリの良さ。何度でも聴ける。言ってる内容自体は「たりないふたり」の方が重さがあったけど、幾分か軽くなったからそれだけ気楽に聴ける。楽しい。

 

4.失楽園/女王蜂


女王蜂 『失楽園』(Full Ver.)

こちらも超POP。サビなんて一度聴いただけで口ずさめるほど力強いし、思わず歌い出したくなる。

 

5.SummerSpot/KICK THE CAN CREW


KICK THE CAN CREW「千%」MUSIC VIDEO

SummerSpotのMVはなかったので千%の方貼っておきます。

帰ってきたKICK THE CAN CREW。雰囲気は休止前のまま、中身は休止前より進化。アルバムの中では、やっぱりSummerSpotが最高でした。ワンフレーズごとのマイクリレーは新鮮で楽しい。おセンチなトラックとリリックは「イツナロウバ」や「magic number」を思い出させる。

 

6.Future Is Born/RHYMESTER Feat. mabanua


RHYMESTER - Future Is Born feat. mabanua

こんなん泣く。この一つ前でガラパゴス作ってることを考えるとより一層。あちらで「あと少しでまた次の時代」と言っていて、今回は「あの日の『未来』を越す時代が来たっていうんだから驚くぜ」。宇田丸師匠もさることながら、今回はMummy-Dが全部パンチラインだ。「オマエらのRootsは あくまでオレだとは言っておきたいぜ」もとてもHIPHOPらしくて最高。

 

7.始まりはQ(9)CUE/SPECIAL OTHERS & RIP SLYME


「始まりはQ(9)CUE」 SPECIAL OTHERS & RIP SLYME+特典CDダイジェスト

RIPとKICKとRHYMESTERの新曲が聴ける2017年。

今回はアイラブRYO-Zのフロウがぎらんぎらんに輝いていて思わず声が漏れるほど。格好良すぎる……。SUさんも「ん~」とか毎度毎度面白味がある上に固い。

全然関係ないけど、改めて見るとやっぱりムートンはILMARIに似てるなあ。

 

8.後悔/柴田聡子


柴田聡子「後悔」(Official Video )

後悔というにはあまりにも明るく輝いている。だからこそ増す後悔が想起されて最高。

ド個性。昭和。聖子ちゃん。何度でも聴けるし口ずさめる。

 

9.WHAT YOU GOT/tofubeats


tofubeats - WHAT YOU GOT (視聴動画)

MVが無茶苦茶良い。こんな十数秒の素材を幾つか繋ぎ合わせただけで、こんな単純な歌詞で、ここまでの物語を作れるのはどういう創造性なのか。ループする映像はループする音楽にマッチしているし、曲の盛り上がりと共に映像がループを脱出する4:00辺りから5:05までの演出にはもう昂ぶりを抑えられない。ひゃっほーと叫びたくなる。シュタゲかと思う。

 

10.Funny Logic/高槻やよい (仁後真耶子) & 双海亜美・真美 (下田麻美)


【楽曲試聴】「Funny Logic」(歌:高槻やよい、双海亜美/真美)

神。歌詞のテーマとしてはRIP SLYME『気の置けない二人』だったり、lily white『キミのくせに!』と同じなのですが、まー、それを双海とやよいが歌っているというだけで感謝の気持ちしかない。試聴では辿り着けないのですが、終盤の「あーあーあーあーどうしましょ」からの「言えるはずなんてないわ」の破壊力といったらもうお前。声を震わせてでも自分を捨てきれなくて冗談めいた口調で歌い上げる様、一撃で曲のテーマと感情が伝わる。そんでそれに加えてこのサビや伴奏のキャッチーさ。何百回でも聴ける。

 

はい。満足しました。

次点は下記の通りです。

・月曜日戦争/吉澤嘉代子

・言葉の強度がラッパーの貨幣/LIBRO

・恋?で愛?で暴君です!/Wake Up, Girls!

・memory trigger/CHICO CARLITO Feat. 唾奇

・Yes! Party Time!!/島村卯月 (大橋彩香), 渋谷凛 (福原綾香), 本田未央 (原紗友里), 赤城みりあ (黒沢ともよ), 安部菜々 (三宅麻理恵)

 

来年も良い音楽に巡り会えますように。

今年よりも積極的に音楽に触れる努力をしよう。

ガルパンと私。あと最終章第1話の感想。

 

劇場版の人気にあてられて初めて触れたのが確か2015年の12月で、その頃からずっとガルパンにハマり続けている。おそらく自分の人生でここまで長期間どっぷりと沼に浸かっているのは箱○版のアイマス以来のことだ。しかし語りたいことは腐るほどあるのにブログを書くまでに至らなかったのは、どれだけ言葉を尽くしても文章がまとまる気がしなかったからだろうと思う。それであれから2年が経ってようやく「ブログ書こっかな」という気持ちになれたのは単純に語りたくて語りたくて仕方なくてぽろんと閾値を飛び越えたからである。まとまらなくたっていいじゃない。書きたいから書く。内容はノープランでも。というわけで書きます。

 

まとまらないまとまらないと言いつつも出来る限りまとめたいという気持ちはあるので努力はする。2年も経てばそれなりに自分の中では整理もできている。

冒頭で初めて触れたのは2015年の12月と書いたが、実は、TV放送当時、一話だけは観賞していたのを思い出す。初観賞の感想は「キャラクター多すぎ」「CGしょぼい」。一話のラストで学園艦が登場し驚かされたが、最終話までは付いていく自信がなく、そこで終わってしまった。劇場版の公開によってガルパンへ引き戻されたのは本当に僥倖という他ない。TV放送から劇場版まで引っ張ってくれた初期からのおじさんおねえさん達にはいくら感謝を尽くしても尽くしきれない。思えば私は劇場版公開直前にSHIROBAKOにハマっていて、同じ水島努繋がりということもあってガルパンへ入れたのだった。

ガルパンについて語る言葉がまとまらないのは、ひとえに魅力となる要素が多すぎるからだ。キャラクター、戦車、音響、戦闘描写、ストーリー。物語に関しては観る人間や見方によって形も変わるだろう。自分なんて観賞を繰り返すと未だに新発見があるし、ガルパンの全てを理解できているだなんて到底言えやしない。しかし、今でこそ多少なりとも整理できてきて新発見の喜びを見出せているが、一回目の視聴時などはそこまで到達できず、「あぁ面白いなあ」という程度の感想に収まっていた。それが繰り返し視聴しているうちに、段々と面白さが増してきた。自分の人生の中でも数少ない経験だったと思う。何かしらのコンテンツにハマる場合、大抵はその流れだ。

さて、ガルパンにハマる理由として、まずリピート率の高さがあった。では何故に観賞を繰り返すのかといえば、それは「ご褒美しかないから」だと思う。画面のなかにつまらない瞬間がない。「女の子」「戦車」の二大要素は単純にご褒美だし、後者はともすればストレスになってしまう可能性を孕んでいるが、徹底的な安全性の強調(カーボン製!)により純粋に戦車戦そのものを楽しめる。あと十年前は「日常系? はん、せやな」とか言っていた自分ではあるが、おっさん眺めるより女の子眺めてる方がそりゃ嬉しいに決まってる。馬鹿か。

女の子。そんな女の子ではあるが、しかし初めは彼女らの名前すら覚えられなかった。というか一度観ただけでうさぎさんチーム全員の名前を諳んじられるわけがない。無理です。何度も繰り返し観て、ドラマCDにも触れて、発見に発見を重ねて彼女らのパーソナルを把握していくのだ。そして次に気付く。悪いやつが一人もいない。全員、愛せる。みんな大好き。MD。そりゃあ特に好きなキャラクターというのはいるけれども、基本的にどいつも好き。全員、報われてほしい。そうなってしまうともうずぶずぶハマっていく。公式からどれだけの供給があろうとも、同人誌でどれだけ補完しようとも足りやしない。彼女はどういう人生を過ごしてきたのか。隣の彼女とはどういう会話を交わすのか。この時、彼女は何を考えていたのか。これから彼女はどういう道程を歩むのか。ドラマCDのダージリンとミカは本当に頭がおかしい。プラウダ戦で一人雪の中へ残されたおりょうを想うだけで泣く。ちなみに特に好きなキャラクターというのはアンチョビだったり麻子だったりミカだったりエルヴィンだったりするのだが、とりあえず今回はさておく。

戦車。正直、ガルパンに触れるまでは戦車に対する興味は一切なかったのだが、今ではWoTのプレイすらする始末だ。とはいえガルパンにおいては戦車そのものよりも、戦車戦の魅力の方が強い。一つの戦車が一つのチームであり、それらチームがまとまって軍になる。一人一人のメンバーが与えられた役割をこなすことで全体へ貢献し、勝利へとがむしゃらに進んでいく。弱くとも強くとも関係なく、強靱な意志を行動で示す。自分はどうもそんなのに弱いらしく、涙腺が緩む。黒森峰戦で澤ちゃんが「西住隊長のところに向かわせちゃいけない」って言えるとことか、大学選抜戦でダージリンが橋の下に潜るとことか凄くないですか? ちなみに単純に絵面の格好良さという意味ならカール落としのシーンが至高だと思う。

ストーリーで特に惹かれるのは、やはり脚本の吉田玲子氏もインタビューで度々口にしている、「道」についてだ。戦車道の中にも含まれている「道」という言葉は、例えば「生き様」と言い換えることもできるだろう。転落した仲間を助けた西住みほは黒森峰を抜けたが、それは西住みほの「道」が黒森峰の「道」とは違っただけの話。ガルパンに登場する各校には各校の戦車道がある。アンツィオや継続なんかはわかりやすく、黒森峰やプラウダはわかりづらいかもしれない。けれど、偶然にも「道」を同じくできた仲間と共に戦場を戦い抜く幸せは計り知れない。

「道」というからには、それは先の先まで延々と続いていく。黒森峰の戦車道は代々受け継がれてきたものであるし、西住しほの存在が分かりやすくそれを示している。反対に、大洗の場合は、一度途切れたものを角谷杏や西住みほが再び紡ぎ始めた。大洗の戦車道はここから始まる。TVシリーズを通して、我々は大洗の戦車道の始まりを観ることができた。劇場版・最終章と歩んできてはいるが、まだまだ次世代への移り変わりすら行われていない。きっと最終章でそれはなされるのだろうけど、視聴者としては、願わくばその先の世界を観てみたいものだ。マジで。いや本当に、観れないのだろうけど。きっと次代のエースは澤ちゃんで、そこからさらに次代へ受け継がれていく。せめてそこまでは、見守らせてほしいのだが。物語としては綺麗に終わっているのだとしても、蛇足でも良いから。

 

ひとまずガルパンに対する想いのメインどころをつらつらと書いた。正直これ以上書いてもぐだぐだと長くなるだけ(すでに長いし)なので一旦今回はここまでにして、あとは最終章の感想です。

冒頭の記載やここまでの流れを思い起こしていただけると助かるのだが、やはりガルパンの感想というのはどうにもまとめられるようなものではなく、歪ながらも書けてきたのは劇場版公開から二年が経っており、それなりに自分の中で整理ができていたからだ。最終章はまだ公開から日が浅く、私もまだ四度しか劇場へ足を運べていない体たらく。そんな私の力では感想をまとめるなんてのは夢のまた夢なので、苦渋の想いで、最終章第1話の感想は順不同のぶつ切り形式にいたします。

 

OPやばい。神か。みんないる。みんないるだけで感動する。そど子むっちゃかわいい/序盤の桃ちゃんいじりひどい。うさぎさんチームだけでなく西住殿含め校内全体でいじる怒濤の攻め/柚ちゃんの「杏」呼びやばい/まこそどの尊さ。そど子卒業の瞬間に麻子はどんな表情を浮かべるのか/フリントあざとい。挿入歌すげえ好き(作曲:水島努)/ラム大好き。「うほっ」むっちゃかわいい/フリントに戦車をひしもちだとか呼ばれ「ふへっ!?」と叫んだ後の秋山の「なんやこいつ」みたいな表情好き/生しらす丼無表情キャラみたいなナリして指相撲とかムラカミアタックくらった直後とかむっちゃ表情変わる/ハバネロクラブ舐めた麻子かわいい/飲み比べの演出格好良い。こういう中だるみが発生しそうなシーンを魅せて画面に惹き付ける凄み/マークⅣかっけえ/「がんばりや~す」かわいい/トーナメント表の反対端、アンツィオVSポンプル。二回線で聖グロとあたるので大洗はアンツィオと戦うことはなさそうで悲しい。決勝は聖グロ有力か?/無限軌道杯、大洗が途中で負ける可能性すらある。今回は負けても道は絶たれないのだし。というか最後まで桃ちゃんでいくのか/反対に最終章第2話はすっとアバンから「大洗女子、勝利!」で始まる可能性もある。BC自由学園かわいそう/押田と安藤がすれ違うとこかっけえ/試合前に味方同士撃ち合うとこ分かっていても笑う/「あちらが白旗をあげるのと、私がケーキを食べ終わるのとどちらが先かしらどーん」かっけえ。あと「撤退!」かっけえ/敵戦車に気付くそど子かっけえ/終盤、サメさんチームの活躍に涙が出そうになる。各々が各々の役割を果たす展開が俺はむっちゃ好きなんだ/ラストで歌い出すBC自由学園にも泣きそうになる。大洗の前には、やっぱり好敵手たりえる相手が現れてほしい。最後に本来の姿を取り戻し、強固な一つのチームを見せつけてくれると嬉しくてたまらなくなる。

 

終わり。満足しました。

みなさん、私とガルパンの話しましょう。

2016年度コンテンツベスト10 俺調べ

とにざぶろうです。

三連休が終わりそうなので、コンテンツの方のベスト10やります。

※解説を入れておくと、小説・映画・漫画・アニメなんかを全部ごっちゃにした呼称として『コンテンツ』という言葉を使ってます。

今年の音楽ベスト10はこちら

去年のコンテンツベスト10はこちらです。

 

いつも通り前置き。

このランキングは私の主観によるもので、かつ、広範囲をカバーできているとは到底言えません。

客観性はゼロですので、その旨、ご了承ください。

ではいきます。

 

10.トラフィック・キングダム(小説)

 みんな大好き、石川博品です。

『先生とそのおフトン』『トラフィック・キングダム』の2編を収録した短編集。

同人誌版ではこれに加えてFallout4の二次創作『がんばれドッグミート』が収録されています。私はこちらを読みました。

車に支配された世界を舞台に、苦しむ少女の青春を描くSF『トラフィック・キングダム』も良かったんですけど、自分は『先生とそのお布団』にやられました。

売れないラノベ作家が喋る猫に励まされながらもなんとか小説を書いてゆく話。

売れないながらも書きたいもののある中年男子は、売れ線を狙うことと自分の書きたいものを書くことに悩んだり、若き秀才との差に劣等感を覚えたり、果たして自分に文章を書く意味があるのかと悩みます。

一度でも本気で創作と向き合った経験のある読者なら、間違いなく刺さるはず。傑作です。

 

9.ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(アニメ)

 やっぱ4部だわ(宗教戦争の合図)。

ジョジョは4部が一番好きなんです。やりたい放題やっていて、一話一話のアイデアに富んでいるから。ハーベストとかジャンケン小僧とか最高だよね……。

で、それがそっくりそのままのクオリティでアニメ化されたらそりゃあ喜んで観る。毎週毎週、酒を飲みながらぎゃはぎゃは観ていました。どんだけ続けられても飽きないなあ。終わってしまうのが名残惜しい。

 

8.推しが武道館行ってくれたら死ぬ(漫画)

売れない地下アイドルのそのまた最底辺アイドル・舞菜と、彼女唯一のファン・えりぴよによる百合漫画、らしい。らしいというのは、あの、百合漫画というにはあまりにもギャグに寄りすぎているからです。二人の接点は握手をする五秒間だけです。

主人公はえりぴよさんの方。彼女を中心にして、推しに人生を捧げた狂人達の姿が描かれます。ドルオタの凄みを感じます。えりぴよさんは推しに貢ぐために万年赤ジャージですし、さらに臓器を売ろうとします。「人間の体の中でどの臓器が一番必要ないと思う? わたし的には肺とか2つあるから……」

舞菜→えりぴよは割と恋愛寄りな好意なのですが、えりぴよ→舞菜はファンとしてのそれ。ガチ恋ではない。そこに百合らしい一欠片の切なさがあります。

二巻では別のカップリングも登場したので、シリアス度が若干上がりました。

去年(ダンジョン飯)と比較して飛び抜けた漫画のない2016年ですが、今年の漫画をどれか一つ勧めろと言われたら、自分はこれを推します。

 

7.シン・ゴジラ(映画)

シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組
 

説明の必要はない気もしますが、シン・ゴジラです。

ぶっちゃけるとゴジラをきちんと観たことがなかったのですが、庵野監督に釣られて観てきました。むっちゃ面白かった。

本作の見所は、研ぎ澄まされたリアリティと、それに基づいて生まれる、日本という組織の熱意でしょうか。『巨神兵東京に現わる』にも似た、中盤の絶望的な壊滅からの、終盤の怒濤の攻撃には、どうしても胸が熱くなります。ずるい。

 

6.フリースタイルダンジョン(TV番組)

フリースタイルダンジョン ORIGINAL SOUND TRACK

フリースタイルダンジョン ORIGINAL SOUND TRACK

 

 HIPHOPをよく知らない方に向けて解説します。

まず、フリースタイルについて。この番組において、フリースタイルとは一種のスポーツと呼んで差し支えないでしょう。ビート――音楽に乗せて、即興でラップをして、両者が罵り合うのです。

評価の観点としては、どれだけ韻が踏めているか、ビートに乗れているか、そしてどれだけ相手の言葉へのアンサーを返せているか。これらの観点を元に判定し、より勝っていると思われる方を勝者とします。

で、フリースタイルダンジョンというのは、モンスターと呼ばれる凄腕のラッパーを八人集めて、これらを全て勝ち抜けば賞金100万円が得られる、という番組。モンスターは般若やらR指定やら漢やらDOTAMAやら。オーガナイザーはZEEBRAです。

字幕が出るので、目で見てわかりやすいフリースタイル。毎回出演者の背景を語ることによって、バトルで扱われる言葉の裏も理解しやすくなっています。

今年は本当に、フリースタイルダンジョンのおかげでHIPHOPが流行しています。以前の流行とは違い、HIPHOPが正しい捉えられ方をしています。そりゃあPUNPEEやSTUTSも『夜を使いはたして』作ります。嬉しいです。

まぁ、流行はHIPHOPの中でもフリースタイルによっていて、音源ももっと聴かれて欲しいと思いはしますが、それはまあ。

で、そんなわけでHIPHOPに興味のない人にも大流行のフリースタイルダンジョン。元々好きだった私には激ヒットです。当たり前。

今年は毎週、これとジョジョを楽しみに生きていた感があります。本当にありがとうございます。

 

5.この世界の片隅に(映画)

この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック

この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック

 

第二次世界大戦下の日本を生きる、すずさんの生活を描いた物語。

ものすごく面白いし、感動するのですが、皆さん言われている通り、この凄みはどうにも言葉にしづらい。

俗に言う、反戦映画ではないのです。あくまですずさんの生活を描いているだけ。ただし、観客が没入できるほどのとてつもないリアリティをもって。

しかしそれによって、我々の世界と彼女の生きた世界、が同じ日本であり、地続きになっていることを肌で感じます。

すずさんは強い生命力で、生き生きと日々を送っているのですが、段々と戦争が日常を侵食し始めます。

貧乏は機転で切り抜けられますが、人の生き死にだけは、どうにもできません。強い力に抵抗はできません。我々の生きる世界との違いがそこにあります。

彼女の生活に入り込んでいた我々は、その違いに気付いて、けれどなお懸命に生活を送る彼女らの姿に感動するのです。

 

4.スピリットサークル(漫画)

今年の漫画かと言われると微妙な部分はありますが、今年完結したので入れておきます。とはいえ、ちょっと自重気味の順位に。

ド傑作です。生涯通して、私の好きな漫画ベスト5に間違いなく入ります。

輪廻転生の話です。前世からの因縁があるという女の子が因縁をつけてきます。

普通はそこでヤンデレ女子との学園ラブコメへと突入するかと思うのですが、本作は違います。スピリットサークルというアイテムによって、主人公は自らの前世を辿ってゆくのです。

辿る前世の数は一つではありません。どの世界でも、主人公は自らの人生を生きています。どれも愉快な人生ではありません。師に死なれ、友人に死なれ、家族に死なれ、最後は自分が死んでゆきます。

別れは積み重なってゆきますが、同時に他者との関係も積み重なってゆきます。前世の記憶はないので、本人達はそのことに気付きません。けれど、その全てを追う主人公の視点では積み重なってゆくのです。そして、事実、積み重なっています。

しかしそれでも前世は前世に過ぎず、別の人間であることに変わりはなく。

はい。ネタバレが過ぎるので、ちょっとこの辺で止めておきますが、とにかくクソ面白いですし、ぼろぼろ泣きます。読みましょう。

 

3.りゅうおうのおしごと(小説)

りゅうおうのおしごと!4 (GA文庫)

りゅうおうのおしごと!4 (GA文庫)

 

去年の漫画界でいうところのダンジョン飯です。ラノベ界では正当に評価されないだろうなあ、と思っていたらきちんとこのラノ一位取っていて安心しました。Reゼロかと思っていた。

りゅうおうというのは、将棋の方の竜王です。将棋ラノベ。しかも超真っ当な。現代の武士が槍を駒に持ち替えて、盤上で殺し合います。容赦をすればこちらが殺される。どうしても勝たねばならない。次はない。熱いです。

1,2巻はそこそこの面白さ。3巻、そして4巻と、うなぎ登りでどんどん面白くなってゆきます。そもそも一冊の密度が濃すぎる。4巻とか、一般的なラノベなら三分冊にしててもおかしくない密度です。それでいてリズムを失わず、抜きを入れて、熱さも十分すぎる程ぶち込んで。

やばいです。尋常でない面白さ。普段はラノベを読まないという方も、これは読んで損ないと思います。

 

2.ガールズ&パンツァー オリジナルドラマCD5 新しい友達ができました!(ドラマCD)

今年のガルパン公式配給源どれだっけと考えた結果、これが見つかりました。

自分が今年何にハマっていたかと言えば、徹頭徹尾ガルパンにハマってました。劇場版初回視聴時はまさかこんなことになるなんて夢にも思ってなかったのに……。どういうことだよ、去年の劇場版の順位10位とかになってますけど。

1月に「劇場版面白かったしもう一回観ておこうかなー」と観に行ってから、「お、まだまだいけるぞ?」と止まらなくなり、気付いたら、関連商品を買い漁っていました。手始めにテレビシリーズのBD、ドラマCD、スピンオフ漫画、などなど(リトルアーミー傑作です)。大洗あんこう祭り楽しかったなー!!

戦車にもある程度好きではあるのですが、私はどちらかといえばキャラクターにハマりました。だからスマホアプリにも手を出します。手に負えないのは、誰か一人好きなわけではなく、みんな大好きってところ。強いて言えば今は、アンツィオ組かミカか麻子……? いや、みんな個性があって、意思が強くて、それぞれにドラマがあるんですよね。やー、楽しい。あーガルパン観たくなってきた。

ドラマCDの話をします。ドラマCDはですね、本編で「ん? こいつちょっと頭おかしいんじゃないか?」と思っていたキャラクターが、ガチで狂っていたことを確認する物語です。特にダージリンとミカとノンナ。ドラマCDのダージリンとペコの関係はホントに良いですよね。ペコ切れてるし。ペコが割とマジでダージリンの性格を疎ましく思っているのが伝わってきて良いです。

ドラマCDはこの5枚目が一番クオリティが高かったです。ダージリンがローズヒップで遊ぶ話、ノンナとクラーラが手を結ぶ話、アキとミッコがミカのクズっぷりに切れる話、知波単が旧日本軍の如き生活を送る話、みほがボコになってボコボコにされる話、大学選抜が酔いつぶれる話の6本です。あー何回でも聴ける。

なんかまとまる気がしないのでこの辺りで締めます。

 

1.聲の形(映画)

一度観て衝撃を受けて、すぐさま再び予約を入れて、翌日にもう一度観ました。

ヒロインは障害持ちで、他人の声が曖昧にしか聞こえず、それゆえ喋ることも難しい。

しかし、この話のテーマは障害ではありません。二人の恋愛でもありません。

障害はディスコミュニケーションの道具に過ぎません。そしてそこから、いじめが起こり、発展し、さらに罪悪感や憎しみへと繋がるのです。

主人公が覚えるのは、罪の意識。聲の形は、その罪の意識と向き合うための物語です。

明確な善人はいない。けれども、明確な悪人もいない。キャラクターそれぞれがそれぞれの立場で悩み苦しみ争うのです。その様子がやりきれず、私は中盤からずっとぼろぼろ泣いていました。鑑賞中、あちこちからすすり泣きが聞こえてくる、この異様さ。

漫画も面白かったのですが、映画はその数倍以上、原作の面白さを研ぎ澄ませています。

原作のエピソードを削りに削ってコアを残し、削りすぎた部分は新たにシーンや会話を足すことによって、感情描写を補填する。ひたすらに原作と向き合いシナリオを練り続けたのがよくわかります。

早くBDが発売されてほしいものです。一月辺り、公開中にもう一度観ておこうか……。

 

次点は下記の通りです。

・砕け散るところを見せてあげる(小説)

ズートピア(映画)

・ドルメンX(漫画)

・メイドインアビス(漫画)

アイアムアヒーロー(映画)

左門くんはサモナー(漫画)

・ななしのアステリズム(漫画)

・星野、目をつぶって。(漫画)

・シャーロック・ノートⅡ(小説)

 

はい、というわけで以上です。

今年も楽しませていただきました。

来年も良いコンテンツに巡り会えますよう。

※私の好きそうなものをみなさん勧めていただけますと幸いです。

 

では、また。来年。良いお年を。