2012年度コンテンツベスト10 俺調べ
平日の夜だという事をぽーんと忘れてしまう程に年末気分漂う今日この頃、これから年が変わるまでNON STOP TO TOKYOの予感がしたので(コミケで)、今年ラストのブログ更新をしようと思いました。
つうわけで、締め! 今年俺が楽しんだコンテンツベスト10!
まぁなんつうかね、僕は音楽もアニメも映画もゲームも漫画もサブカル全般大好きなんですけど、それでも自分が手を伸ばせる範囲ってのは限られてるわけで。今年は忙しかったから余計にね。僕がベスト10などと宣ったところで、世にはまだ見ぬ数多くの神作品が埋もれてるんだろうとは思います。
それでも、僕の観測範囲内だけでも、やっぱり抜群に面白かったものというのはあるわけですよ。それを蔑ろにして新年を迎えて良いのだろうか。いや駄目だ。今年は今年のコンテンツがあり、来年は来年のコンテンツがあり、それは地続きになっているわけで、忘年会なんてやってる場合じゃないんですよ。忘れちゃ駄目なんです。過去を振り返り、そうして未来へ進もう。いやー、来年が楽しみだなあ!
前置きが長いのでさっさと始めます。
10位 竜のかわいい七つの子
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2012/10/15
- メディア: コミック
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ファンタジー×日常×短編集。
九井諒子の前作『竜の学校は山の上』も良かったんですけど、今回はその倍くらい面白かったです。
特に『金なし百祿』。40ページ弱の物語で泣かされると、もう何も言えませんね。
まぁそれは置いておくにしても、ファンタジー×日常×短編という縛りでよくこれだけバリエーション作れるもんですよ。『狼は嘘をつかない』とかアイデアの時点で大勝利してますよね。※人狼勢からするとタイトルはギャグ。
そういえば、今年は漫画が全体的に豊作でした。
9位 Beats for Daddy
- アーティスト: DJ FUMIYA
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2012/11/07
- メディア: CD
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漫画とは反対に音楽は不作だったんですけど、その中で僕が購入し唯一当たりだと思ったアルバムです。
RIPSLYMEのトラックメーカーDJ FUMIYAの送るファーストオリジナルアルバム。RHYMESTERやら鎮座ドープネスやら森三中やら呼んでFUMIYA節全開のアッパー&メロウな名盤に仕上がってます。
や、鎮座の『JYANAI?』から『HOTCAKE SAMBA』までの流れは本当に神がかってますよ。やばい。ファンゆえの贔屓目が多大に含まれている可能性はありますが、まぁ、それを差し引いても、この出来は物凄い。さすがFUMIYAです。ぶっちゃけ10曲3000円は高いけどね!
8位 ウレロ☆未完成少女
- 発売日: 2012/12/19
- メディア: Blu-ray
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劇団ひとりにバカリズム。東京03に元ももクロ(青)という豪華面子によるシチュエーションコメディ。
今回、二期なわけですけど、一期の比較してさらに面白くなってました。特に後半。これまで大人しくしていた劇団ひとりがむっちゃ暴れる。気が狂ったかのように暴れる。顔ぐちゃぐちゃにして叫びまくってます。キチガイ役やらせたら劇団ひとりの右に出る者はそうそういませんね!笑いが止まりませんでした。
早見あかりも想定してたよりちゃんとコントしてるし、なによりオタへの媚びが凄まじい番組でしたね!というか井口裕香が役者として出演するなどと予想できた人間がいるのだろうか。他にもヒャダインやらムロツヨシやら毎回ゲストが旬な人ばかり連れてくるもんだから嬉しくて溜まりませんでした。
7位 おおかみこどもの雨と雪
おおかみこどもの雨と雪 BD(本編1枚+特典ディスク1枚) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2013/02/20
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語る言葉はあるまい。というか、公開初日に映画館に行きブログへ散々書き綴ったので、そちらを参照頂ければ。
細田守大好きです。
6位 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: DVD
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サイタマノラッパーの魅力は宇多丸先生がラジオで全部言ってくれてるわけですが、ホント、物凄いエネルギーを持った映画ですよね。
今回で三作目のサイタマノラッパー、これまでの二作とは圧倒的な違いがありまして、HIPHOPが格好良いHIPHOPとして描かれてるんですよ。のっけからフリースタイルバトルのシーンが入りますし。役者だってのにみんなラップうめえうめえw
そして、なにより、ラストの長回しですよ。これで心動かされない奴いるの? 長回しゆえに焦燥感を伴った主人公マイティの行動がねちっこく派手に映される。周囲からマイティが切り離されたかのような演出はもうホントマジね。
恒例の締めのラップも無茶苦茶かっこよかった。
5位 スーパーダンガンロンパ2
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2012/07/26
- メディア: Video Game
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ゲームとしては並ですが、このシナリオはもうゲームがどうとかいうレベルを超えてましたね。ハートブレイク力でいえば今年一番ではないでしょうか。マジで。
これも散々語り倒したので、宜しければそちらをご覧下さい。
4位 アゲイン!!
- 作者: 久保ミツロウ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/17
- メディア: コミック
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上位は大概ブログに書いちゃってる感じがあって良くないなぁ。ともかく、今年の漫画で他を圧倒していた『アゲイン!!』です。詳細はこちら。
いやー、ホント続きが気になって仕方ありませんね。これ2013年ドラマ化されなかったら何かあげても良い。
3位 仮面ライダーフォーゼ
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2012/02/21
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フォーゼいこうぜ!!
クソつまんねえ癖してベルトの音声だけで爆笑できるライダーは置いておこうぜ。
やっぱりフォーゼは傑作でしたよ。フォーゼ一作でたぶん少年漫画やエロゲでやれるシチュエーションは全部やったんじゃないでしょうか。
友情・努力・夢・恋愛・戦闘・プライド。そしてライバルキャラの仲間入り・師との死別・対宗教・麻薬中毒の救済・ミュージカル。もう細かいところ挙げていけばキリがないですね。そんでそれら全部質が高くて面白いもんだから、どうしたら良いのかわかりません。よくまとまってましたし。
ライダー興味ない層こそ観るべき。大丈夫、僕もさほど興味ありませんでした。
アイドルマスター シンデレラガールズ ミニッチュ アイドルマスター シンデレラガールズ 01 BOX (ノンスケール PVC塗装済み完成品トレーディングフィギュア)
- 出版社/メーカー: ファット・カンパニー
- 発売日: 2013/04/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
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これが2位だという事実に戦慄する。
ぶっちゃけ面白くないんですが、が! 入れざるを得ないのはそれなりに理由がありまして。まぁキャラが可愛いという身も蓋もない話があるわけですが、それ以上に、二次創作が無茶苦茶面白いんですよね。モバマスは東方と同じ構造をしていて、最低限の設定だけを与え、あとはファンに広げるという手法をとってます。しかもこれがシステムやらもろもろ上手く噛み合っているもんだからさあ大変。この辺の話はブログ開設時に書いたので、そちらを参照のこと。
いやー、未だに課金してないってのが凄いです、僕。
ゲーム自体は別に面白くないので、というか普通の糞ソーシャルゲームなのでやんなくて良いと思います。やってた方が二次創作の面白さが増すのは事実ですけど。
1位 リーガル・ハイ
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2012/12/05
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こんなクソ面白いドラマは今後現れないんじゃないかというレベルの超傑作でした。毎週毎週楽しみで堪らないなんて久しぶりの体験でしたよホント。最終回は微妙でしたが、それ以外は抜群です。まー、これは観といた方が良いでしょう。脚本が凄すぎてつまらない瞬間が一切ありません。一分一秒気を抜く事なく観客を楽しませます。キャラクターの掛け合いも面白いし。ようするにラノベです。ラノベでした。リーガル・ハイはラノベだと思います。堺雅人のキャラクターが強すぎますから。もう堺雅人を見ても古美門研介だとしか思えませんね。
9話の古美門の語りシーンは最高でした。あのシーンのために全てがあったんじゃないかとまで思わせる。これまでBGMで飾り立ててきた癖して、それがびたーっと止まって古美門の声だけが響く。なんという格好良さでしょう。涙出る。
はい。てな感じです。
今年も色々と楽しませてくれてありがとうございました。
初めに述べた通り、これ以外にもまだ自分の知らない面白い作品がぼこぼこ落ちてるんでしょうけれど、それはまた別のお話。皆さん紹介してください。
ではまた来年。
今年残り四日間頑張るぞ-。
以上! よいお年を!