2015年度音楽ベスト10 俺調べ
どうも。とにざぶろうです。
ほとんど年末にしか稼働しないブログになりました。
年が変わるまで残り10日を切りましたし、2015年の音楽ベスト10やります。
昨年度の音楽ベスト10はこちらです。
また、昨年度のコンテンツベスト10はこちらです。
念のため、前置き。
このランキングは圧倒的に私の主観と調査によるものです。客観性ゼロ。
その点ご留意くださいということで。
1アーティスト1曲縛りでお送りします。
始めます。
10.ジュ・ジュテーム・コミュニケーション/千菅 春香
7/22発売TVアニメ「アクエリオンロゴス」EDテーマ「ジュ・ジュテーム・コミュニケーション」千菅春香MV(short Ver.)
清竜人がずかちゃん(の中の人)のプロデュースを!ずかちゃんすごい!
イントロからもう引き込まれますよね。そして徐々に徐々に高まっていってサビで頂点を迎える。
かわいい。詩も良い。コンピュータと話してるみたいだって。
9.シャクシャイン/水曜日のカンパネラ
かっけえええええ!
水曜日のカンパネラは、初めに桃太郎を聴いて若干趣味から外れていたので敬遠していたのですが、今年のトライアスロンからのジパングへの流れが物凄かったですよね。明らかに今年からレベルが上がっているのですが……。
基本的にどの曲も良いんですけど、その中でもシャクシャインが一番好き。北海道の地名並べてるだけで格好良い。「厚岸」で「あっけし!」とくしゃみをして寒さを表現したりなど、小ネタも効いている。1分30秒、「試される大地北海道!」までの怒濤のラップが最高。
8.SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~/イヤミ Feat. おそ松 x カラ松 x チョロ松 x 一松 x 十四松 x トド松
一松が一番好きなんで、一松の張っておきます。とはいえ全員分通して聴いた方が良い。いやマジ、コンテンツ力高すぎでしょう。
なにはともあれ、イヤミが本当に格好良い。「誰が誰でもおんなじザンス」からのイヤミヴァースの格好良さ。サビで後半になるにつれ、イヤミが合いの手にまったく合わせなってくる辺りもテンションが上がる。
なお、この曲はイヤミの六つ子へのやっかみに見せかけた、六つ子へのラブコールです。イヤミは六つ子を平等に愛しているからこそ誰が誰でもおんなじなんですよ。おそ松くん時代から何年も経ってるのに、いまだイヤミは六つ子と付き合い続けてますからね。あの性格で。いやー、間違いない(間違いない)。
一松は「みんな同じようなもんですよ、数字だけ違ってね」ってとこがクソかわ。
7.ちゅうとはんぱはやめて feat. 泉まくら (PARKGOLF Remix)/禁断の多数決
禁断の多数決 『ちゅうとはんぱはやめて feat 泉まくら』(PARKGOLF Remix)
Remixの方です。
いや、原曲の方はそこそこで、あまり心に響かなかったのですが、Remixを聴いた瞬間にやられました。PARKGOLF最高でしょ。
原曲では主役は禁断の多数決でしたが、Remixの主役は泉まくら。泉まくらの格好良さを引き立てるためのPARKGOLFと禁断の多数決になっている。いやー良い。何回聴いても良い。全然飽きない。
「ラップなんてYOとか親に感謝とかばっかで超だせえ。物真似なんかしても本場の黒人には敵わないんだから日本人は黙っとけよ」という世間の風潮に対するアンサーソング。独自の進化を続けているから、ガラパゴスなのです。
PV込みで聴いてほしい。あまりの熱意と言葉の力強さに泣く。ホントね、日本語ラップは馬鹿にして良いものっていう風潮があるんですよね。詩を繰り返し聴いて意味を噛みしめましょう。
今年、DEV LARGEも亡くなってしまったし。HIPHOPに馴染みのない方は、まずはBUDDHA BRANDの人間発電所から。
RHYMESTER、アルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』も無茶苦茶出来が良くて、というかたぶん今年のベストアルバムだと思うので、そちらもよろしくどうぞ。
5.シュガーソングとビターステップ/UNISON SQUARE GARDEN
UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」ショートVer.
わあ!イントロですでに勝ってるよね!
UNISON SQUARE GARDEN、メロディがキャッチーで好きは好きだったんですけど、どうにもあと一歩のところで止まってました。勢い良いけどそんだけかなー、てな感じだったんですよね。
けれど、まー、この曲で情緒をぶちこんできまして、サビの高まりやばいですよね。 あとなんていうか、選択する言葉の語呂が良いんですよ、ラッパー気質というか、「北北東は後方へ」とか「超天変地異」とか。端的に言って、センスが良い。韻も踏むし。
4.EYE/group_inou
久しぶりの新譜、group_inou。相変わらずのリズム&フロウ神。
いやもうなんなんだよ、この圧倒的なセンスは。天才かよ。天才だわ。
溢れる疾走感でサビまで辿り着くと、「ぷぁ~あ~あ~」とか言い出すし。
聴けばわかる、この物凄さ。
3.緊急事態/女王蜂
最高にポップで前向き。テンション爆上がる。デスコとか告げ口とか歌ってた女王蜂が「出会えたこと自体、緊急事態」とか言ってんですよ。
ヴィーナスで丸くなったと思っていたら、こんなもの聴かせてくれるとは。ホント、詩が、なんというか、最高に前向きとはいえ、女王蜂らしく捻ってあって胸に突き刺さる。「予行演習惚けちゃいらんない、勝つまでは」とか「ええ? 撤退も視野に? まさか、これは恋愛です」とか、高まります。
きたー!きたよ!私の好きなRIP SLYMEはこれです!!
最高にポップで楽しくて洒落ていて、少しだけセンチメンタル。
今回のMVPは圧倒的にSU。最近SUさん凄すぎません?詩とフロウのセンスが尋常じゃない。縦横無尽。「白い丸い桃にSpank」かっこいい。「INでOUTしちゃった」頭悪い。そして「でもなぜキスは駄目なんだ?」でナンシーの性格と男の心境を言い表して締める。上手すぎる。
や、もちろんSU以外も良い。普通にみんなスキルが高く特徴的なので、悪いはずはないのです。
200回聴いてもまったく飽きる様子がありません。これからも延々と聴いていきます。ありがとうございます。
※PVも良いので是非。3:10のSUさんで毎回笑います。
1.Pon De Beach/我那覇響
【楽曲試聴】Pon De Beach(M@STER VERSION)(歌:我那覇響)
やばい。今年もう400回くらい聴いてるんじゃないかと思います。何から言えば良いのかわからんけども、とりあえずRIP SLYMEです、これは。合いの手の入れ方や、楽器選び、フロウ、低音の使い方、フックへ入る時の間の使い方やらもう、マジRIPSLYME。
前にもブログで書いたと思うんですけど、サマーチューン、特にHIPHOPのやつは、基本的に二種類に分けられるんですよね。夏の開放感や暑さや楽しさを表現したモノ。夏の終わり、つまりはパーティの終わりを表現した、寂しさや喪失感を歌うモノ。
Pon De Beachがそのどちらかと言えば、まー、前者なんですけど、でも涙腺ががんがん緩む。何故かっていうと、前者でありながらサビで後者も表現してるんですよね。楽しい時間を終えたくない、好きな相手と別れたくないからパーティを続けましょう。夏を続けましょうというのを我那覇響にやられましたらそりゃあもうね、泣きますよね。メロは昼間で、サビで夜になってるんですよ。その転調もまったく違和感ないですしね、マジかよもう天才だな。
作曲はTaku Inoue。99 Nightsも良かったし、Good-Byesも良かったし、とにかく今年はTaku Inoueでした。ありがとうございます、来年もよろしくお願いします。
蛇足かもしれませんが、次点は下記の通りです。多い!
- Girl Friend/堀江由衣
- フリーダム/Pharrell Williams
- おとといおいで/ハナエ
- 秘密のトワレ/一ノ瀬志希
- お嫁においで 2015 feat. PUNPEE/PUNPEE
- 這いよれOnce Nyagain/後ろから這いより隊G
- ハイカラシンカ/シオカラーズ
- Hooked/峰岸透
- I Don't Like It, I Love It (feat. Robin Thicke & Verdine White)/フロー・ライダー
- ゆりしゅらしゅしゅしゅ/七森中☆ごらく部
- ねこは何でも知っている/ねこね、こねこね。
- ピザ・プラネット/THE OTOGIBANASHI'S
以上!
いやー、今年も音楽は豊作でした。最高です。
来年も音楽を楽しめますように。
ではまた。次はコンテンツベスト10で。