日本漫画BEST10 俺調べ
tonizaburouです。
僕が眠るまでが日曜日です。
漫画界が賑わってきたような気がしないでもないかと思えば全くしない昨今、そういえばインタビューズで好きな漫画について全然喋ってなかったのでこっちで喋ります。
はい! つうわけで! 僕による僕のため漫画ランキングBEST10です!! ぱふぱふー! 楽しい!
まぁ言うても主観で選ぶので、しかも新旧幅広く押さえているわけでもないので、「お前漫画舐めすぎだろ」的な感想をお持ちになるのも当然かと思われますが、そこはそれ、暖かい目で見守り下さい。なるべく客観的になるよう選択しました。僕の趣味で選ぶと『ゆゆ式』が一位になってしまうので。はい。
作品群は過去作から連載中のものまで関係なしに。完結済みのものは総合評価。未完結のものも、既刊分で総合評価。今後の展開なんか知ったこっちゃねえ!
有名作品ばかりなのもご愛敬。マイナー作品もおもしろいのですが(つっても大して知りません)、やはり有名作品には有名なりの面白さがありますね……。
はい、では以下からー。
10位 『G戦場ヘヴンズドア』
大人は誰も急げなんて言ってくれねえ。焦燥感を持て少年。
ていう感じの漫画です。バクマンとはぜんっぜん毛色は違いますが、漫画家漫画。
3巻で完結するせいか、ストーリー密度が圧倒的。かつ、ハートにずしりとくる。
一度でも創作に関わった事のある人間ならば誰しもが心動かされます。
創作万歳!という内容ではありませんが、しかし、読めば創作意欲が湧いてくる漫画です。芋けんぴ。
9位『ゆゆ式』
説明いりますか。
詳細はこの辺の過去記事を参照下さい。
おそらくコミュニケーションというテーマに魅了される人間は少数派だろうと踏んで9位。
8位『みつどもえ』
なんで休載してんだよ!! もう一年だよ!! いい加減にしてよ!!
というわけで少年チャンピオンにて絶賛休載中のみつどもえですが、ひとはは将来ぼくのおよめさんになるので手を出さないで下さい。
萌えとギャグのバランスが絶妙で、読んでて楽しくて仕方がありません。最新刊に近づくにつれ、段々と萌えの量が増えつつありますが。まぁ、まだ射程範囲内です。ひとはきゃわわ。
ギャグは、古典的な勘違い系コントです。レベルも高いので安心して読む事ができます。アンジャッシュの世界と大体おんなじ。ていうか最近アンジャッシュあんまり見ないな……だから休載してんのかな……はぁ……。
7位『ドロヘドロ』
内容は全て闇の中……それが、ドロヘドロ!
ブラックジョークの世界で個性的なキャラクター達がサスペンス&バトルを演じます。
何が面白いかと言えば、キャラクターと世界観が面白いのですが……言葉で説明するよりも一ページでも良いのでぱっと目を通した方が早いかと思います。
是非に。
6位『タビと道づれ』
最強ハートブレイク物語。
いやー、マッグガーデンもとんでもない魔物を生み出しましたよね。凄まじいです。
線の薄い絵柄な癖して、恐ろしいほどに読者へ人生というものと向かい合わせます。読んでて死にたくなりますね!
ストーリーがちっともキャラクターに優しくないのがポイント。登場人物はみながみな打ちのめされます。現実以上に厳しい。とはいえ、ハッピーも用意されている辺りがにくいですね。
5位『からくりサーカス』
どんどん有名作品になっていきます。
藤田和日朗はうしとらよりもこちらの方が面白いです。
確かに安定性ではうしとらに劣りますが、中盤、過去編の感動と衝撃は異常なレベル。漫画読んで泣く経験なんてそうそう出来ないですよ。後付けが多いらしいですけど、だからこそ凄い。綿密に伏線を張っていたらこんな衝撃は得られなかった。しかも違和感を覚える展開でもない。最高ですね!
前半も終盤も、まぁたるい部分もありますけど、しかし締めるところはきっちり締めてて最高です。
4位『3月のライオン』
絶賛連載中かつ圧倒的知名度を誇っているので述べる必要もないかと思いますが、G戦場ヘヴンズドアと同等の熱さが得られます。将棋漫画……には珍しく、将棋は単なる手段の一つでしかない。主人公の職だから描かれているだけ。代替可能。
将棋好きなんて読者に大していないですからね。将棋という手段による結果こそが重要。
とにかく生きる意欲が湧いてきますよねえ! やー、死んでる場合じゃないわ。
3位『HUNTER×HUNTER』
実はGI編辺りから好んで読むようになったんですけど、いやー、しかし、ここ最近の展開は本当に素晴らしかったですよね。
蟻編終盤からの会長選挙編までの流れが神でした。アルカたんかわいいよぉおおっ!
矢継ぎ早に繰り出される展開に驚きの連続、飽きる要素が一切ありません。ここまでやられたら、確かに半年くらい休んでも誰も文句は言わないでしょう。
早く選挙編を単行本化してください。
2位『鋼の錬金術師』
文句のつけようがありません。面白いところしかない。
ガンガン連載でありながら20巻をゆうに超えている長寿漫画ではあるのですが、しかし中だるみが一切ない。どういう事なの。始まりから終わりまでずっと走り続けてます。
謎の提示、種明かし、衝撃の展開、この連続です。先の読めない引きには読んでて興奮しますし、まー、素晴らしい。2巻からしてニーナのあれは卑怯ですよ。
熱くなれます。
1位『GS美神極楽大作戦!!』
これを超えるエンタメは生涯現れないんじゃないかというレベルの傑作です。サンデー連載のどの漫画を読むよりも先にこの作品を読破した方が良い。その上位互換なので。
一話完結のコメディに時折シリアス展開を挟むという、『少年サンデー』を体現した作品なのですが、まー、2位~10位で散々褒めちぎった全ての要素がぶちこまれてますよね。
様々な属性の登場する萌え漫画であり、横島の成長ストーリーであり、キャラクターの掛け合いを楽しむコメディであり、知的な特殊能力バトルであり、大規模で豪華な組織戦であり、歴史を辿るミステリーであり。
もうやれる事は全部やってんじゃないのか、てレベル。SFパロも忘れません。短編構成なため、一話の密度が物凄い。上に伏線張り放題。キャラクターが無数に登場する癖して、個性が強く、世界を縦横無尽に動き回ります。
約40巻に及ぶ長寿漫画なので食指が伸びにくいというのはあるでしょうけれど、しかし、そこらの漫画100シリーズ読むより、これ一つ読んだ方が全然楽しめると思います。
未読な方は是非に。
はい。というわけですけど何このランキング順当すぎて超つまんねえ。
今後の期待作品に『アゲイン!!』『僕らはみんな河合荘』『空が灰色だから』があります。
最近ちょっと漫画意欲が減退傾向にあるので、誰か面白い漫画紹介してください……。
おわり。また来週!