ロバの耳☆

たまに書きたいことをだらだらと書く。

『ゆゆ式』4巻読んだけど結局のところは神漫画だった。

 

 タイトル通りのこと書きます。

 『ゆゆ式』というのは平凡な女子高生三人組(野々原ゆずこ・櫟井唯・日向縁)を中心とした日常ゆるゆるゴッドオブ4コマ漫画です。

 こう紹介するとどこが面白いのって話になりますが、実はけっこう特徴的な作品で、『独自のコミュニケーション』というのを笑いへ萌えへ癒やしへ最高に生かしたマジもんの傑作なんですよ。

 えっと、何が何やらかと思いますが、詳しくは一年前に別のブログへ書いているのでそちらを参照頂けるとありがたいです。

 はいこちら → ゆゆ式について書く

 これを前提に今回は話を進めていこうかと思います!!

 

 まずですね、先に4巻での変化をまとめておきましょう。

 以下の通りです。

 ① 普通にかわいい(特にゆずこ)

 ② 唯、増量

 ③ コミュニケーションは3on3へ

 ④ 初イベント発生

 よくわかんなくてすみません。一つずつ説明していきます。あ、余談ですが、今回、文章にひらがなが多いのは確実にゆゆ式の影響だと思います。

 はい。

 

① 普通にかわいい(特にゆずこ)

 あのですね、今までが可愛くなかったと言っているわけではないのですよ。

 そりゃ可愛かったよ。当たり前でしょう。天下の三上小又様やぞ!

 ですけれど、それは『コミュニケーションが可愛い』というのが多数を占めていたのですよ。

 キャラクターの表情や仕草が可愛いのではなく、『コミュニケーションの取り方が可愛い』。これに尽きるかと思います。

 これは以前のブログでも書いた通りで、ゆゆ式というのがそもそもコミュニケーションを描いた作品なので、それが可愛いというのは至極真っ当な話なのです。

 女子高生の独自言語空間……最高です……。

 それはまぁ良いや。

 で、これまでは『コミュニケーションが可愛い』という状態だったのですが、ここに来てゆずこが猛威を振るい出したのです。

 もうね、超女の子。表情と仕草ちょうかわいいの。やばい。4巻にきてようやく持ち前の小動物さをアピールしてきました。あざといぜ……!

 これはなんでしょうね……可愛さのタイプとしてはけいおんの唯(名前被ってんじゃないですか自重しろかきふらい!)辺りに近いのかもしれません。

 この可愛さの発揮の理由としては、一つに三上小又先生の画力が更なる高みへ登った事が上げられるのですが、まぁそれだけじゃないでしょうね、これは。

 後ほど詳しく書きますが、これまでは3人の中で閉じていたコミュニケーションが、段々と外へ開きだしたのです。

 つまるところ相川チームの襲来。これによって焦りだしたのがゆずこですよ。「あれ? あたしの唯ちゃん取られるんじゃないの?」ていう話ですよ。そろそろ己の可愛さをアピールしておかないとまずいのではないかと察したのです。あざといぜ……!(注:ちなみに、縁にあざとさはありません)

 

② 唯、増量

 どうしてこれを2つ目に持ってきたのか自分で自分がわかりませんが、つまるところ唯のおっぱいが増量しました。おっぱいネタというのは毎巻平均1回行われる恒例のものなのですが、やー、唯は今後どうなるんでしょうね。相川というおっぱい名誉会長がいる事ですし。その上にはキングオブおっぱいお母さんも備えています。それを越えるのは不可能だとしても、接戦するまで至ってもおかしくはありませんね! ぼく楽しみだなー!

 なんかすいません。

 

③ コミュニケーションは3on3へ

 相川チーム(相川千穂・岡野佳・長谷川ふみ)の登場については一年前のブログにも書きました。あ、長谷川忘れてる。ごめん長谷川。 

 で、さらに、「今後これが合わさり6人チームになるのでは?」と以前は書きましたが、これが違ったんですね。

 正しくは3on3。「私らはこっちのコミュで仲良くやるよ。そっちはそっちのコミュで仲良くやりなよ」と言わんばかりの3on3。グループ間には確かな境界線が存在しています。一緒くたになって騒いだりしないのが実にゆゆ式らしいですね。

 まぁだからって敵対関係にあるわけではありません。無関係なわけでもありません。そうすると登場した意味がなくなってしまいます。

 先にも書きましたが、閉じていたコミュニケーションが開きだしたというのはかなり大きな変化です。

 3巻までで相川は『ゆゆ式』を解するようになりました。4巻では岡野と長谷川も『ゆゆ式』を解しています。さらに『ゆゆ式』というシステムを受け入れ、自分たちのコミュへ利用するまでに。成長したな岡野……!

 ただ利用という点でいえば、ゆずこチ―ムの方が圧倒的に利用しています。コミュニケーションを面白く面白くしようと貪欲です(特にゆずこ)。

 極端な例では以下のような感じ。

  ゆずこ「あいちんちょっと来て―!?」

  相川「えっ? ちん?」

  ゆずこ「ちょっと私あいちゃんパワーで癒やされるから」

  相川「え~……」

  唯「白魔法使いか」

 ここだけ切り取るとちょっとゆずこがやな奴に見える! 違うよゆずこ超優しいよ!!!!!!!!!!

 まぁそんなわけで。コミュニケーションは完全に開かれました。利用できるものは何でも利用します。

 

④ 初イベント発生

 利用できるものは何でも利用します。

 そう、例えそれが物体でなくとも。

 はい。えー、つまりですね。これまでほとんどの会話を教室内で完結させていたゆずこらが、「海に行く」という初イベントを決行したのですよ。

 これは凄い。まさか僕も3人の水着が見られるとは思ってもみませんでした。何これ。

 で、まー、イベントといっても一話の半分程度というすっごい短いものだったんですけれど。普通の作品と何が違うかって、イベントの扱い方です。

 あくまでイベントをコミュニケーションの道具として利用しています。イベントとは、つまりは舞台とシチュエーションの組み合わせなのだと気付かされますね。「海だ……」「マザなる!」「マザなる!」

 アクセントとしてすっげえ面白かったです。今後も一定周期で学園祭とかやって頂けると。

 

 

 はい。というわけでゆゆ式4巻でした。もう最高ですね。みんな買うべきです。3冊ずつ。

 あ。そういえば今回新たに気付いた事が一つあります。

 何で彼女ら3人が百合として輝いているのか。

 これは3人が『ゆゆ式』という独自コミュニケーションを利用しているからなんですね。独自コミュニケーションが他の侵入を難しくさせる。男子禁制空間ファンタスティック。

 今更気付いたのか俺は。て感じなんですけども。そっかー。そうですよね。だから百合なんですね。

 ゆゆ式最高ですわ。マジ神。あざす祭としか言えませんね。

 

 以上。

 

 ではまた来週!!