『宝石の煌めき』初心者向け講座 ~ルール編~
第29回ミスボドで宝石の煌めき大会を開催する。
少しでも参加者が増えればと思い書く。
初心者向けなので、玄人の方には必要のない情報かと思われる。
記事が長くなってしまうので、今回はルールのみ記載する。
まずはぱっと目で見ていただきたく。
これが宝石の煌めきの全容。他にコンポーネントはない。
勝利条件は、勝利点を最も獲得すること。
終了条件は、プレイヤーのうち誰かが15点に達した時に、そのラウンドが終了すること。つまり、15点獲得したからといって、そのラウンドで16点なんかを後手番のプレイヤーが獲得した場合には、そのプレイヤーの勝利となる。注意。
ゲームの流れ。プレイヤーごとにワンアクションを行って次に回していくのみ。ラウンドの切れ目に特別なイベントは発生しない。淡々とプレイヤーがターンを回すだけ。
では、ターンにおけるアクションとは。
プレイヤーはターンごとに以下の三種類のアクションの中から一つを選択して行う。
アクション1.宝石を獲得する。
これ。白、青、緑、黒、赤、の五種類が存在。他にゴールドも存在するが、このアクションでは獲得できない。詳細は後述する。
宝石の獲得方法は二種類。
1.異なる宝石三種を一枚ずつ獲得する。
例えば、青・緑・黒、というように。
2.同じ宝石を二枚獲得する。
これには条件がある。場に対象の宝石が四つ以上残っていなければならない。
当然、場に残されていない宝石は獲得できない。
また、プレイヤーはゴールド含め十枚までの宝石しか所持できない。
アクション2.発展カードを確保する。
これ。確保というのは、発展カードを自分の手札に加えることを指す。手札は他のプレイヤーの影響を受けない。
確保は、場にあるカード、もしくは山札の一番上のカードに対して行える。特に必要な条件も支払う対価もない。
確保した際には、おまけとしてゴールドの宝石を獲得できる。これはオールマイティ。全ての色の宝石の代わりとして使用できる。
プレイヤーは三枚までしかカードを確保できない。それ以上の確保を行う場合は、手札を減らす必要がある。
場のカードが減った場合には、対象の色の山札から即座にカードが補充される。場には常に4枚×3種=12枚のカードが存在することとなる。
少し説明が遅れたが、発展カードは黄・緑・青と三つの山札に分けられている。カードとしての強さ以外に明確な違いはない。
アクション3.カードを購入する。
購入とは、カードを獲得し自分の手元に表向きで置くことを指す。確保とは別のアクションだ。
購入は場のカード、もしくは確保した手札のカードに対して行える。
これにはカードに記載されたコストを支払う必要がある。上の画像で示したカードであれば、白二枚、青三枚、赤三枚だ。
ただし、この購入コストは減らすことができる。これが宝石の煌めきのミソとなる部分だ。購入したカードは自分の手元に置かれる。全てのカードには右上に各色の宝石の絵が描かれている。つまり、手元のカードに描かれた宝石の分だけ、コストを減らすことができるのだ。
例えば、白のカードを一枚、青のカードを二枚、赤のカードを三枚持っていたとしよう。その場合、このカードの価格は、白一枚、青一枚となる。
以上が、ターンに行える三つのアクションだ。
では最後の説明。勝利点の獲得方法について。
これは二種類しか存在しない。
1.発展カードを獲得する。
発展カードの左上には数字が描かれているものがある。これがそのまま勝利点となる。簡単。
2.貴族タイルを獲得する。
これ。左上に描かれている数字が勝利点だ。
貴族タイルの獲得方法は特殊で、まず、獲得にアクションを必要としない。あくまでアクションは前述した三つしか存在しない。
獲得タイミングは、ターンの終わりだ。獲得条件を満たせば、プレイヤーはターンの終わりに貴族タイルを一枚獲得できる。条件を満たしているタイルが複数あっても、一枚しか獲得できないので注意。
貴族タイルの獲得条件について。左端に四角く囲まれた数字が並んでいるのがわかる。背景の色にも注目。これは対象の色の宝石を支払うという意味ではない。宝石で無く、発展カードだ。手元に記載された発展カードを揃えれば、この貴族タイルを獲得できる。発展カードは失いはしない。あくまで条件であり、対価ではない。
例えばこのタイルであれば、手元に緑のカード三枚、青のカード三枚、赤のカード三枚を揃えれば、そのターンの終わりに獲得できる。
以上、ルール編でした。なんとなく概要は掴んでもらえたかと思う。
次回は基本戦略編として二人戦、三人戦、四人戦の特徴を記載する予定だが、大会に向けてライバルに情報を与えてしまうことになるので、戦略的に書かないという選択もある。考える。私ごときの戦略なんて毛ほどにも役に立たないという可能性もある。そうかもしれない。すみません。
ではまた。
劇場版アイマス観たら自分がアイマス好きだったこと思い出せた。
※ネタバレ注意
今日二回目観たのでそろそろ書きます。
はい。アイマス劇場版です。僕がアイマスと出会ったのは確かアーケードから箱○に移植された直後のことだったかと思います。あれから七年。七年ですって。書いててびびるわ。早いものです。感慨深いですね。初めはお試しプレイくらいの感覚だったのにすぐさま菊地真さんの虜になってしまってテンションだだ上がりだったのを覚えています。
劇場版アイマスの最大の特徴は『アイマスを広く深く知っている人間ほど楽しめる』って点でしょう。例えば各所には876プロのポスターが貼られていますし、「雪歩は黙ってて」やらの各台詞と定番ネタ、EDにはモバマス。ファンへのサービス精神旺盛というか、逆にアイマスにさほど興味のない方は強く惹かれない映画かなあとは思いました。しかしこちとら七年間の想い出がありますからね。超楽しめました。特に、そう、OPで『THE IDOLM@STER』が流れ始めたらどうしても胸が高鳴ってしまいますよね。ずるいですよ。昔は僕あんまりこの曲好きじゃなかったんですけど、一貫してライブでもなんでも決め所で流すもんだから段々とやられてしまったんです。低音が良い。
それ以外の点についてもね、所属アイドル全員分の見せ所をきちんと作ってあって、「バランス取るのに苦労したんだろな」というのをすごく思いました。ピヨちゃんにもあるんだもん。びっくりする。しかし僕は真Pのつもりだったんですけど、劇場版は他のキャラもやたら光って見えて、駄目ですね。というか自分が年をとって趣味が変わったのか、なんかやたら律子にときめいていた気がする。まぁもうアイドルには見えないですけど、『良き同僚感』が半端なかったです。友人が「年をとるというのは、律子の良さが理解できるようになるということ」とか言っていたのですが、あれ金言でした。ビジュアル面では響が一番でした。化粧してるとこ最高に可愛かったです。あとふともも。あ、真はあれです。ライブラストの横ピースで胸がきゅーんとなりました。久しぶりに必殺技をくらった気分。ん、あ、伊織ちゃんの透けTも良かったよ!
ストーリーの話をします。お話としては超無難で、TV版のレベルと大して変わりませんでした。良くも悪くもアイマス。これ以上はどうにもできない。
劇場版アイマスは、端的に表すと、強者が弱者を救うお話でした。765プロメンバーというのがTVアニメ版を通して強キャラになりすぎてしまった(萩原先輩が最たる例ですね)ので、彼女たちだけではドラマが生まれない。そこで、ミリマスという弱キャラを登場させることで、場をかき乱した。一度完成されてしまった集団を内側から崩して、その精神を外側から揺さぶる。
事前情報をあまり仕入れていなかったので、ストーリーにミリマスキャラが深く関わっているのには驚きました。見方によっては、主人公春香でヒロインかなちゃんですもん。英断だったと思います。批判をする人はいるでしょうし。しかし、ミリマスキャラというのは絶妙で、876プロやモバマスの面子では役割を果たすには適任でなかったのでしょう。向こうも完成されていて弱キャラというイメージがあまりない。その点、ミリマスであればまだ知名度も低く、アイドルとしても弱い。まぁ果たしてミリマスがモバマスに対して不人気というこの状況を予期していたのかどうかはわかりませんが、結果的には大成功だったんじゃないかと思います。モバマス厨的には「かなちゃんのあの役は某パッション最弱でも良かったんじゃないの」とか思ってしまうけども。今じゃちょっと遅すぎたかな。全然関係ないけど、かなちゃんのDB化はどう考えてもかな子リスペクトですよね。かな繋がりで。
アイマス好きだったこと思い出した話。実は、自分はここしばらく三年くらいアイマスに対する情熱を失いつつありました。少なくとも過去の自分の熱意には遠く及んでいませんでした。要因の一つとしては公式による燃料が少なかったからというのがあると思うんですけど、他方で、二次創作に汚染されすぎていた、というのもあります。アイマス世界というのはそもそも、アイドルであるがゆえに、きらきらと輝くゆるふわ世界なのです。アイマスを好きになるということは、ゆるふわ世界を受け入れ、その中で生きる覚悟を決めるということです。重要になるのは「ゆるふわきらきらを真正面から肯定できるか」。これなんです。
二次創作というのは、面白くはありますが、基本的にはあまりゆるふわではありません。二次創作は原作を補完をする役目が強いからです。ギャグに寄っていたり、恋愛に寄っていたり、たまに百合だったり、架空の戦記だったり。キャラクターは同じでも、そこは別世界です。90度ずれたそういった世界に触れていると、やはりゆるふわ世界を真正面から見つめることは難しくなってしまいます。「こんな甘々で大丈夫なの?」「その発言に裏はないの?」なんて思ってしまいます。駄目ですこれ。僕の好きだったアイマスはそういう世界じゃなかったはずでした。
で、劇場版アイマスは、見事に僕のそういう認識を壊してくれたんですね。マジ感謝。「アイマスはゆるふわで良いんだよ」「きらきらなんだよ」と思わせるだけの強度がありました。アイドルとして、弱者を(綺麗事によって)正しい方向へ導くというストーリー。合宿でのゆるいやり取り。あとはそう、ライブシーンなんかは最高でした。M@STERPIECEという楽曲は箱○時代のアイマスを思い出させるメロディラインで、完成度の高い伴奏をこれでもかとぶつけてきますし。アリーナであることを有効活用してぐるんぐるん回るカメラにはむちゃくちゃ興奮しました。七年前からこれまで、幾つかのアイドルアニメ・コンテンツに触れてきた自分ですが、OPにおける各アイドルの仕事ぶりなんかを観ると、やっぱり一番アイドルらしいのはアイマスだなあと思います。いやあ本当に楽しかったです。アイマス最高ですね!
他にもハリウッドでのPと美希の関係がえろすぎるなあとか洋菓子の小袋がコンドームに見えるなあとかプチシュー落とすシーンでぬるぬる動きすぎだなあとかいろいろありますが、諸々全部蛇足な気がするのでやめます。
以上。長々とした文章、お読み頂きありがとうございました。
時間の許す限り、僕はもう一度アイマスへ能動的に関わろうかと思います。
おや、こんなところに劇場版前売り券が……!!
2013年度コンテンツベスト10 俺調べ
2012年度はこちら。
怒濤の年末を過ごしており、ようやく時間ができたので書きます。
去年も前口上を述べましたけども、僕はコンテンツ全般好きで好きでアニメも映画もゲームも漫画も小説も音楽も好きで好きでたまらんのですね。
しかしまぁ自分で伸ばせる手の範囲というのは限られており、かつ浅く広くという矛盾した理念の元に消費をしています。ゆえに、ジャンルごとにランキングを作るには消費量が足りず面倒なので、ざっくばらんにコンテンツ全部まとめてマイランキング作っとこうという話でした。
ただ今回、音楽とキャラクターはちょっくら別にしてみようと思いついたのでやる。
目的は、趣味の合う友人を探すこと。備忘録。僕の趣味を知っていただくことによって、好きそうなコンテンツをすすめてもらう。などです。
はい。ではまずコンテンツから。
【コンテンツ】
10位 艦隊これくしょん
艦隊これくしょん -艦これ- 鎮守府生活のすゝめ Vol.1 (エンターブレインムック)
- 作者: TECHGIAN
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2013/10/18
- メディア: Kindle版
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仕方ないね。
艦隊これくしょんは淡々と続けられるのが良い。イベント頑張んなくても許される。ありがたい。僕は頑張んない勢です。ただ淡々としすぎていて、プレイを忘れてしまいがちになる。今スクフェス頑張ってるので提督休業中。
最初は好きなキャラクターあんまりいなかったのに二次創作やらなんやらで北上やら時雨やら天龍やら加賀さんやらへ多大なる興味を示すようになりました。や、北上は初めから好きだったけども。あの気怠げな声、最高だよね!
9位 THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 018 安部菜々
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 018 安部菜々
- アーティスト: 安部菜々(CV:三宅麻理恵)
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2013/05/22
- メディア: CD
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CD単体です。
もうね、本当に良かったよね。僕は音だけで物語を楽しむってのが苦手なので、ドラマCDにもあまり興味がなかったんですけど、これはそんな僕の苦手意識を完全に取り払ってくれました。
想像していた安部菜々像そのまんま。なんだこれー。ドラマだけでなく楽曲もすごくよく出来てる。完璧すぎる。「乗り過ごしちゃったぁ~っ! からのー! 1! 2! ななー!」え。マジかわ。
8位 不死身ラヴァーズ
今年一番衝撃を受けた漫画です。
ほぼ舞城王太郎。感想は以前ブログに書き連ねたのでこちらを参照ください。
7位 放浪息子
キャラクターの人生を追う漫画。志村貴子。最終巻。
もうね、泣くよね。これからどうなるかは知らんけども、全てのキャラクターが静かに変化していった。二鳥くんの髭剃りで泣かされて、マコちゃんのお母さんで泣かされて、最終話はもう泣きっぱなしだった。あかんわ。なんなん。こんだけ長い年月、読者としてキャラクターの人生に付き合ってきたんだから。そりゃあ泣くわ。
6位 かぐや姫の物語
ラストのかぐや姫と翁&媼の別れのシーンで 震えた。僕はどうしようもなく意思の強いキャラクターというのが無茶苦茶好きなんですけど、あのシーンのかぐや姫は尋常でなく強かった。罪と罰、そして自らの過ちを踏まえてのかぐや姫の決意がぶっささる。
あとはそう、地井さんの演技もやばかった。かぐや姫の出会いから別れまで、間違った愛情で溢れててもう。
女童は天使枠。
5位 ラブライブ
ラブライブ! (Love Live! School Idol Project) 7 (初回限定版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: Blu-ray
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まんまとはめられた。つっても切っ掛けはスクフェスで、かなり後期から入ったんですけど、やー、にこね。矢澤にこが天使でした。上にも書いたけども、意思のむっちゃ強いキャラクターが好きなんです。
アニメも単純に出来が良かったし、なにより楽曲。楽曲がすごい。いや、微妙な曲もたくさんありますよ。でも、こう、90年代のJ-POPを切り貼りして作ったかのような楽曲群は胸にきますよね。まめふぇす2とかたまらないです。あと乙女式れんあい塾。ラブライブの楽曲は①『キミのくせに!』②『Mermaid festa vol.2』③『乙女式れんあい塾』の順に好きです。
4位 リーガルハイ
リーガルハイ2期です。
去年の1位は文句なしにリーガルハイだったんですけど、今年のリーガルハイはそこまででもなかったです。
や、1,2,6,7話はすごく面白かった。特に1,2話の締めは格好良すぎ。SLYへの入り方ね。画面とエンディング曲の合わせがものすごく気持ち良い。終わり良ければすべて良し。そういう意味では最終話けっこう良かったです。1期は最終話だけ微妙だったので。2期のあのオチはひどいw 公式でやることかよ!
3位 甘々と稲妻
料理のできない高校教師と料理のできない女子高生が娘のために頑張ってご飯を作るお話です。
ブログで感想を書くのは三回目な気がする。万人向けというわけではないかと思いますが、むっちゃ面白いです。
ことりちゃんマジ……。
2位 最強のふたり
最強のふたりコレクターズエディション(初回限定仕様) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2013/03/22
- メディア: Blu-ray
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公開は去年の冬だけど、Blu-ray発売が今年だし僕が観たのも今年なので、今年ってことで良いよね!
最強のふたりです。半身不随の白人富豪と前科持ちの黒人青年の話。物語の流れ自体は実話を元にしたということもありド直球なのですが、やー、本当に面白かったです。
コメディと感動が軽快なスピ―ドで交互に押し寄せてくるので、まったく飽きません。感動といっても、いわゆる泣かせる演出ではなく、しんみりと心にくる。ラストの二人の表情には圧倒されます。シナリオも全ての伏線を上手に回収していて、なんの不満もありません。
この映画のなによりの特徴は、コメディ部分で障害者であることをネタにするって点でしょう。腫れ物に触るどころか、もうどんどん踏み込んでいく。「健常者用のチョコだから障害者は食えねえw」みたいな。で、それで観客はどん引いたりはしない。バランスが絶妙なんだな。ぜひ。
1位 風立ちぬ
ここまで心に刺さると、さすがに1位になる。
以前書いた感想はここ。
風立ちぬというのは、自らに襲いかかる様々な天災や人災を全て放り投げて、ただひたすらに自らが生きたいように生きるというお話で、創作に関わる人間なんかが観るともう言葉にもならない感動が押し寄せるという。すごい映画でした。
で、好き放題やりたい放題に生きようがそれでも弱さってのが露呈することもあって、それを補うものが何かっていうとね、そこはラストの台詞に繋がってきますよね。
鑑賞後、がむしゃらに気力の湧く映画でした。やる気が出ない時や忙しくてたまらない時なんかに観ると泣くと思う。宮崎駿、こういう映画たくさん作ってほしいです。
【音楽】
1グループ1曲縛りでいきます。
アニソン多いな……。アニソンばかり聴いているわけではないよ!
10位 キミのくせに!/lily white
【ラブライブ!】lily white「微熱からMystery」試聴動画 - YouTube
コンテンツパートで書いた通り。ラブライブマイベストソングです。
9位 ダーティサイエンス/RHYMESTER
表題曲。やー、格好良かった。叩き付けるようなラップがたまらん。
8位 恋は渾沌の隷也/後ろから這いより隊G
一期のOPよりこちらの方が好き。サビとメロの流れがきれい。
7位 Be My Friend/隣人部
『僕は友達が少ないNEXT』OPテーマ「Be My Friend」 - YouTube
電波×センチメンタルというのがそもそも好きなんです。MOSAIC.WAVの『片道きゃっちぼーる』とか。
6位 でんでんぱっしょん/でんぱ組.inc
でんぱ組.inc「でんでんぱっしょん」MV【楽しいことがなきゃバカみたいじゃん!?】 - YouTube
聴き始めたのは2ndアルバムの発売から。これも『Be My Friend』と同じ理由で大好き。サビのかけあいがすげえ楽しい。偉人伝!?
5位 Get Lucky/Daft Punk
Daft Punkはディスカバリーがすげえ好きで、以降のアルバムは微妙だったんですけど、これは久しぶりのスルメ曲でした。ずっと聴いていられる。Digital Love思い出すね。
4位 孤独のあかつき/椎名林檎
ほぼ東京事変。心の琴線に触れます。
3位 カルテル/アスタラビスタ
カルテル(amigo edit)/アスタラビスタ - YouTube
僕の好きな日本のHIPHOPというのはこういうのを指します。ド真ん中。RIP SLYMEやKICK THE CAN CREW、SOFFet。あの頃のメンバーが集結してもっかい同じようなことをしています。最高です。
2位 気の置けない二人/RIP SLYME
俺の一番好きなアーティストったらRIP SLYME以外にありません。今年はシングル三枚にアルバム一枚とすげえ勢いで曲を発表してくれて嬉しかったです。
その中で一番を選べっつったらアルバム収録のこれですね!トラックもシンプルかつメロウで、ラップも格好良い。文句ない。宮原永海いるし。
他には『フラワーチルドレン』『ロングバケーション』『SLY』辺りが特に好きでした。来年のRIPも楽しみにしてます。
1位 デートTIME/ミネラル☆ミラクル☆ミューズ
Samurai Flamenco EP04 ED1 - Date TIME [English ...
もう何回リピートしてるかわかんないくらい聴きまくってます。やっぱ歌唱部分よりなによりトラックの出来が良い曲が好きだ。
イントロからメロからサビまで、トラックに乗せて綺麗に流れていく音楽が最高に気持ち良いです。
サムライフラメンコ2期もどうかミネラル☆ミラクル☆ミューズのEDでありますように!
【キャラクター】
10位 真野まり/サムライフラメンコ
やー、今年一番のキチガイキャラですね!登場時から若干の戸惑いは覚えていましたが、まさかここまでとは思いませんでした。アイドルで電波で自己中で制服フェチとか大丈夫なの?
9位 神月・フェラーリ/ガリレイドンナ
神月・フェラーリ (かづきふぇらーり)とは【ピクシブ百科事典】
次女最高やで……。気高く見えてむっちゃ弱いのが良い。たまりません。そんで自分の弱さと戦うってのが最高にもえます。
8位 末広安那/放浪息子
最終巻のあの天使っぷりはなんなんだろう。全てを受け入れてくれる。やばい。やばい。ぱね。うま。
7位 倉橋莉子/恋愛ラボ
リコかわ……。アニメよりも原作の方が好きです。宮原るりの絵が完全に命を狙いにきてる。カラー絵とか。
6位 コルニ/ポケットモンスターXY
命、爆発!!
ひだまりスケッチの宮子に責任感を持たせて大人にした感じです。無邪気さと真面目さのバランス大好き。
5位 安部菜々/アイドルマスターシンデレラガールズ
コンテンツパートで述べた通り。CD最高でした。
4位 北上/艦隊これくしょん
あの気怠げな声、最高だよね!もう、台詞の一つ一つがツボにはまる。女子高生くさくて良い。援助交際っぽくて良い。「まぁ……主砲は……そう……まぁ……そうねえ」なに言ってんだおまえ!かわいい!!!!
3位 大鳥岬/ひとりぼっちの地球侵略
ひとりぼっちの地球侵略 (ひとりぼっちのちきゅうしんりゃく)とは【ピクシブ百科事典】
読めばわかるかと思いますが、尋常でなく可愛いです。僕の趣味にクリーンヒットです。強かったり弱かったり頭良かったり悪かったり。これで先輩ってのがなによりきゅんきゅんくる。
2位 飯田小鳥/甘々と稲妻
甘々と稲妻は小鳥ちゃんのために存在している。もう何が良いってホントに表情多彩。ころころ表情が変わる。そして外見もころころ変える。眼鏡だったり三つ編みだったりジャージだったり制服だったり。読もう。
1位 矢澤にこ/ラブライブ
何度も書いてますが、意思の強いキャラクターが大好きなんです。誰よりもアイドルへの思いが強いのにあまり理解されなかったり、のくせして後輩思いだったり。目に見えづらい天使っぷりを発揮されると僕はころりとはまります。表情豊かだし可愛いし。あとカーディガンが好き。これからもにこと共に生きてゆく。
はい! つうわけで以上! 書くのにすげえ時間かかったね!
いやしかし、なにはともあれ。今年も良いコンテンツばかりで楽しい一年でした。
来年も楽しめますように。
ではみなさま。よいお年を。
『エロマンガ先生』読んでちょっと泣きそうになった話
※微ネタバレ注意
読んだので書く。
やー、良かった。むちゃくちゃ丁寧だった。
というか俺妹であんだけ真面目だった作者なので面白くないはずがないね!!
まぁ突然に俺妹の話し始めますけども。あれ何が良いって、広い目で見ると、ゲームのシナリオが本編の一部だったことだよね。最終的な構図がヒロイン勢による主人公取り合いというものなんだけど、それぞれのキャラクターの恋愛的強度を高めるためにゲームを使ってた。ライトノベルというのはゲームではないから、最終的に選択されるヒロインは一人しかいない。そこを賭けてヒロイン達は争うわけだけども、ゲームのおかげで、「どのヒロインが選択されてもそこまでおかしくはないでしょ?」という説得力がもてた。それぞれのエンディングとストーリーを見せつけておいて、どれが正史になるかな? ていう。ランスかよ! はい。で、同時に、ゲーム版というのは後から振り返ってみれば、主人公とのエンディングを迎えられないヒロイン達の救済でもあった。最終巻もゲームを踏まえていて、現れるヒロイン達を切って切って切りまくるという展開は熱くなりました。すごい小説でしたね!
俺妹の話終わり。エロマンガ先生の話する。
まず、一番大きなポイントは。俺妹がオタク賛美だとしたら、エロマンガ先生は創作賛美だということ。オタクがある程度一般化してしまった現在、かつてのオタクにあたるマイノリティは創作家。ジャンルは小説かもしれないし歌かもしれないしイラストかもしれない。とにかく創作は楽しいし素晴らしいというのを訴えてきます。ビバ! ぶっささり! ラストの締めとか最高だった。「わぁ! これぞ一巻!」という気持ちにさせてくれます。ぼくも趣味で小説を書いていたりするので余計にキます。さらに言えば、俺妹を読んで「じゃあ創作賛美すればうけるんじゃない?」なんて思って今年の初め辺りに小説を書きあげていたりしたので余計にキます。あれはそのうちどこかで供養しよう……。
二つ目。読者の共感得るのうますぎ。丁寧っていうのはそういうところ。もうホントすごい。勉強になります。創作賛美もそうだけど、叩きへの反発とか、ニコニコ文化の肯定とかね。オタク賛美≓創作賛美に関して、俺妹には桐乃っつう代弁者がいた。エロマンガ先生での代弁者は主人公。ヒロインである妹。そしてライバル作家。多い!! で、そいつらがみんな「創作楽しいー!」って話をしますからね。こっちは泣きそうです。今後はどこかでたくさんの敵が現れるんだろうか。楽しみです。
最後、三つ目。俺妹の前提を踏まえており、最初からクライマックスです。ざっくり俺妹で例えると、桐乃-京介-地味子の三角関係がすでに可視化されてる。矢印が見える! 早い! 読者も俺妹の結末を知っているので、じれったく恋愛に進展するのを待たせるつもりは毛頭ないらしい。ありがとうございます。ていうか、地味子のポジションにあたる(ちょっと違うけども)キャラクターが完全に加奈子なんだけどさ。作者は加奈子好きすぎじゃない? いや俺も加奈子大好きだよ!!!! なんで真エンド加奈子じゃないんだよ!! なんなんだよもう!!
というところでこの感想を終えたいと思います。
みんなエロマンガ先生を読もう。タイトルもうまい。このインパクトと語呂の良さなんだよ。
はい。ではまた!
【ネタバレ】『かぐや姫の物語』における罪と罰について解説
※ネタバレ注意
友人がわからないとのことだったのと、映画感想掲示板など眺めると理解されないまま批判されているのが嫌だったので。
間違ってたらごめんなさい。と、臆病なのであらかじめ保険をはっておく。
ご意見あればコメント欄にお願いします。
はい。
端的に表せば、
罪=汚れた地である地球に憧れたこと。
罰=汚れた地である地球で生活すること。
です。かぐや姫もさらっと言ってた気がする。
元々かぐや姫のいた月というのは天上界(仏いるし天女いるし)のことで、そこから見ると地球というのは汚れた地。下界なので。さらに言ってしまえば、生を謳歌すること=汚れた行為。天上界では、下界で、生を謳歌してはいけなかった。
なので、天上界の存在からしてみれば、地球で生きることは十分にかぐや姫の罪に対する罰となりえた。罪人を汚れの中へ放り込む。
けれど、かぐや姫にしてみれば、その罰は願ったり叶ったりだった。地球=汚れに憧れたかぐや姫にとっては罰なんでもないから。
で、そこで誤算があるとすれば、かぐや姫が自らの憧れを忘れてしまっていたことだった。地球に堕とされるにあたって、清浄な世界である月の記憶は取り払っておくのは道理。罰として汚してやろうというのに、清浄なものをかぐや姫の中に残しておく理由はない。
地球に堕とされた後。運良く、かぐや姫は翁に拾われ、生を謳歌することができた。翁と媼と捨丸たちの元での生活はかぐや姫にとって幸せだった。
けれど、翁は、現在の自分たちの生活がかぐや姫の幸せだとは思わなかった。まさか天上人=姫が自分たちの生活に憧れを持っているだなんて思わないでしょう。なので翁はかぐや姫を都での屋敷生活に引っ張っていった。この屋敷というのが、疑似的な天上界にあたる。つまりかぐや姫は生を謳歌できなくなった。汚れから離れた。
最終的にどうなったかというと、かぐや姫は屋敷生活に嫌気がさして月に助けを求めてしまった。月から見れば、汚れに耐えきれなくなってかぐや姫が自らの罪に対する許しを請うたかのように見える。実際は逆だけど。とにかく、かぐや姫の罰は終わりを告げた。
かぐや姫は、そこでようやく自らの罪と罰を思い出す。けれど時すでに遅し。罰は終わる。かぐや姫は最後の一瞬だけ捨丸と共に生を謳歌し、月への迎えを待った。
月から天上人がやって来る。翁や媼との最後の対話(再三だけど、これは月からすれば汚れと接する行為)。これを天上人に「汚れてしまいます」と窘められたかぐや姫は「生を謳歌することは汚れでもなんでもない」と啖呵を切る。つまり、自らの犯したとされる罪と罰は、罪と罰なんかじゃないというのを訴えた。しかし天上人からすれば「かぐや姫は汚れてしまったんだな」とうつるから、記憶を消すことで、かぐや姫の汚れを取り払った。地球へ堕とされた時と同じ。罰として清浄なものを払い、罰は終わったので汚れたものを払った。
そして。自らの本意とは別に、かぐや姫は月へと帰っておわり。
以上です。
かぐや姫の物語。超面白かったね!
※終わりにもいっかい。間違ってたらごめんなさい。
アニオタ的に考えて、映画ってすげえ気が楽。
ふと思った話。
アニメでも漫画でもそうなんだけど、オタクの関わるコンテンツってのはおおよそ縦にも横にも広がりが大きい。
縦という意味では、代表的なのはTVアニメ。一本のアニメを楽しむには、およそ12話、欠かさずに鑑賞しなければならない。1度も欠かせない。話に付いていけなくなるから。漫画にしても、完結までずっと追ってなきゃ駄目。ものによっては、外伝やスピンオフなんてのも含まれ、ひどい時にはそれがメインストーリーに必須な場合もある。
横という意味では、メディアミックス。例えばモバマスなんかだと、キャラクターCDがそれにあたる。元々ゲームであったものが漫画になったりアニメになったり。一部で事足りるのならそれでも良いけれど、割かしモバマスのキャラクターCDは必須になっている部分があると思う。
つまるところ何が言いたいのかというと、この『必須』っつうのが、コンテンツを楽しむ上でかなりの心理的抵抗になってるってこと。そもそも導入の段階で「本当にこのコンテンツに関わって良いのか? 俺に全部追う余裕ある?」っていう目算が始まる。新規層が参入しづらいんだな。
この、新規層が参入しづらいってのはコンテンツとしては厳しいマイナス要素だから、なんとか払拭すべきものである。ファンに餌を与えるのも大事だけれど、メディアミックスを行うなら、やはり、それはメインストーリーから切り離すべきだと思う。あくまでファンアイテムでないと。一般の消費者は辟易しちゃうよ。首が絞まっていく。
つうわけで前置きが長くなったけれど、そういう意味では映画最強っつう話だ。映画は基本的に一本で完結している。続編モノもあろうが、あれはやはりファン向けであるので置いておく。一本完結。およそ2時間の間に起承転結があるのが良い。しかも映画館という閉じられた空間で。私はこの作品を楽しみますよ、という心意気で、そこで初めて作品に触れ、2時間の間ただその作品に没入し、時間が過ぎ去れば作品から切り離される。コンテンツとしてすごく健全だと思う。
確かに、映画館に向かうのは面倒だという思いもあるけれど、劇場に足を運ぶ抵抗よりも、巨大なコンテンツと関わる抵抗の方がよっぽどか大きい。はまってしまって今後の生活に影響が出たらいやだなあ、だとか、そういう心配をする理由がないってのは良いよね。まぁ映画だけじゃなく一般小説も同じく。
とはいえ、別にメディアミックスや続編ものを否定するわけじゃない。好きな作品が広がっていくのは単純に楽しいし嬉しい。けれど、それでは疲れてしまうのも事実だと思う。欲を言えば、消費者には疲れを感じさせることなく、徐々に徐々に広がっていって欲しいわけだな。(ここでちょろっと愚痴をいうと、艦これどんどん広がりすぎでもう辛いよ!!)
そう、例えば今日は『サカサマのパテマ』を観た。面白かった。ストーリーは凡だけど、「逆さま」であることをネタに盛大に遊んでいる演出や設定は最高に楽しめた。入り口として、現状が(ほぼ)映画だけだというのは、すごく参入がしやすいと思う。一度だけ映画館に行けば、そのコンテンツを占めたことになるんだから。そうして、可能であれば、是非TVアニメや漫画へ広がっていって欲しいと思う。
以上。ぐだぐだしてるなあ。
でも、これぐらいがちょうど良いのかもな。こんな具合にブログ書いていきたい。
ではまた。
※折角なので、以下、簡単にサカサマのパテマ感想。
期待せずに行ったらすげえ面白かったんだよね。友人は酷評だったけど。『イブの時間』の監督だからね、ストーリーを楽しもうと思って観に行っちゃうんだな。けれど、サカサマのパテマはストーリーを楽しむものじゃなかった。演出と設定観るもんだったんだね。もっと言えば、カメラの上下180度回転が連続することによるアトラクション感。観てる側もふわふわ変な浮遊感に襲われるんだよね。それが面白かった。空に落ち、空から落ち、かと思えば降り立ち。飛び。観てる間、発想・アイディアのジャブパンチをずっと連打されてた(再三言うが、ストーリーはさほど面白いわけではない)。けれどまぁ、映画もストーリーだけで構成されてるわけじゃない。ストーリーなんて数ある要素の一つに過ぎない。みんなパシフィックリムで学んだはずだよ。映像を楽しむためにストーリーが存在している例もある。サカサマのパテマはまさにそれだった。満足した。堪能した。
雑感としては、敵サイドのNo2がピエール瀧にくりそつなのがずっと気になってた。なんで友情出演しているのか不思議だった。あとパテマかわいい。敵サイドのボスがロリコンなのも良い。同人誌がはかどるよ。サカサマであることを生かしたファンタスティックなエロ同人の執筆が待たれる。目覚めよ、夢と自由と一筋のひらめき。人類は新たな高みへ登る時が来た。
ちょっとおかしくなってしまったね。以上です。
劇場版まどマギ(叛逆の物語)観てきた。
※ネタバレ注意
正直TVシリーズが好みでなかったので何も期待せずに観に行ったらかなり面白かった。という話をする。ちなみに、TVシリーズのまとめらしい、前作劇場版は未鑑賞。
ひとまずTVシリーズの感想を詳しく。3話で爆笑して以降、怒濤の展開をワクワクしながら待機していたんだけれど、それから特に楽しめる展開のないまま話が終わってしまった感じだった。というか魔法少女と鬱展開のギャップをずっと狙っているのがどうも嫌だったんだな。キャッチーな展開だから面白いってわけでもなし。いや、つまらないってわけではなく、そこそこ面白かったんだけど、どうも好きになれなかった。受け付けなかった。さやかちゃんとマミさん大嫌いだったしね!ああいう偽善で他人殴りに行くキャラきついんですよ。あ、「こんなん魔法少女じゃねえだろ」と思い続けていたので、ラストでまどかが魔法少女らしく救済活動を始めたのはちょっと良かった。
ていう感じでした。
で、続きの映画観た。
総合的な感想としては、話そこそこ、映像&演出最高。
自分で忘れそうなので、ストーリーの簡単な流れだけ書いておく。たぶん合ってる。
①TVシリーズ1~2話のような茶番劇(5人+2匹ver)
②ほむら「あれ? まどかやさやかがいるとか、なんかおかしい。つうかここ魔女の結界の中だ。だとしたら犯人誰だろ。まぁパックンチョ(名前ベベだっけ)だな。魔女だし」
④マミ「ふざけんな」→乱闘
⑤ほむら「魔女わたしだったわ。まどか知ってるのわたしだけだし」Q「正解。ぼくがほむらのソウルジェムをまどかの干渉外に置いておいたのさ。さあまどかに助けを求めなよ」
⑥ほむら「まどかを捕捉させない。大人しく魔女になる」Q「mjd」
⑦ほむらのために、結界の中で各魔法少女が暴れる。ベベも味方だった。なんだかんだ結界は崩壊し外の世界へ。
⑧眠りほうけたほむらを救済しに現れたゴッドまどか。の腕をがっしり掴むほむら「かかったな! この時を待っていた!」
⑨ほむら「円環の理の一部を切り取って閉じ込める。つまりまどかのいる世界を私のものにする。ずっとまどかから離れないわ。ラブ。ついでにさやかとか杏子とかついてきたけどご愛敬。魔女を超えたわたしはさながら悪魔☆」
⑩まどか「ルールを破るのはよくないよ」
おわり。大体こんなだった。
話はシンプルだと思うけど、好きなタイプだ。
まどかのいない世界が辛すぎて、魔女化するほどほむらは苦しみ呪われ、そのまま突き進んだ結果、魔女を超えて願いを叶えたと。そんでみんな巻き込まれたと。でもそれは歪んでるよね。という話。
TVシリーズは、各キャラクターがうーんうーんと悩んだままぐだぐだ悪い方向へ物語が流れていくという、なんかすっきりしない感じだったのも好きじゃない一因なんだけど、今回は違う。ほむらはやる気勢。それがどういう方向であろうと、俺は意思のむっちゃ強いキャラクターとその物語が好きなんだな。だから今回の話の展開はすげえ楽しめた(後半から)。他人を巻き込むとか、けっこうじゃないですか。
序盤は完全に茶番で、それを含めた前半はミステリ風のぐだぐだ展開だったので少し辛かった。もう少しこまめに展開を入れてくれたら面白かったのに。その分映像的な面白さはあったんだけど。
一旦、中断して映像の話をするけど、いや映像というか演出、本当に良かった。特に各魔法少女の変身シーン。各々個別のモチーフを使って、セーラームーン×イヌカレーみたいな雰囲気の変身シーンが新規に作られていた。これ最高だった(杏子ちゃんかわいいね!)。映像的な良さを言葉で伝えるのって俺には難しいんだけど。いや、あれそのまま「かっけー」あるいは「かわいい」変身だってんじゃなくて、少し皮肉っぽい演出を効かせてるのが良かったね。まどかだったらメンヘラあるいはアイドル的な。
それともうひとつ。突如として挿入されるミュージカルとマジカルバナナには思わず吹き出してしまった。というかマジカルバナナはあれ、なんなんだ。わたしはりんご。いや、最初は噴き出したけれど、良かったんだよ。正直センスの塊だと思った。カメラ移動から台詞・音楽の流れまでガシガシ決まってた。あれだけでBlu-ray購入したくなった。
はい。あとはマミとほむらの銃撃戦なんかもまぁ良かったです。そしてさやかちゃんのおっぱいが可愛かったのでさやかちゃん嫌いじゃなくなった。ひどい話だ。
戻る。ストーリー。とはいえ、もう大体言いたいことは言ってしまったんだけど、ラストね。あれ友人と話してて、友人は「結局ほむらちゃん救われてないよね」という話だったんだけど、救われてないかな。物語の中では救済って言葉は使われないにせよ、願いを叶えはしてるんだから、歪んでても、まぁ、それはそれで救われてるんじゃないでしょうか。むしろ万々歳ですよ。
でもそれが気にくわない人間もいるわけで。それがさやかちゃんであり、杏子であり、なによりまどかだった。肝心のまどかに否定されちゃったらそれはほむらにとってはなにより辛い。だからこれからほむらはまどかの記憶を蘇らせないよう戦い続けるっていうこと。考えてみたらけっこうしんどいかも。まぁ今幸せならそれで良いとは思うけど。なにせラブだから。オーケー。
余談、ラストは良かったんだけど、締め方は嫌だったね。まどかにもうちょいキレのある台詞吐いて欲しかったというのもあるし、エンディング後のあのシーンも続きを予感させて勘弁してほしかったよ。続かないでよ。
以上、まどマギ劇場版感想でした。
いやホント面白くて良かった。
ではでは。