第1回ドミニオンフレンドリーマッチ行ってきた
こんばんは。とにざぶろうです。
今回は日記っつってもほぼドミニオン記事なので、始めに僕のドミニオン遍歴を説明しておきます。
まず、基本セット発売時にネットで神ゲーとの噂を聞きつけ購入したのが、僕とドミニオンとの出会いになります。
値段が吊り上がる前だったように思うので、本当に初期の初期ですね。当初、一ヶ月ほどはかなりの回数をプレイしていたものの徐々に興味が薄れ、プレイも減退傾向に。海辺発売後辺りに、完全に興味を失います。
で、その後、今度はゆるドミ会の存在を耳にします。「ドミニオン以外のゲームもできるんだ!」と喜び勇んで出向きました。勝敗結果はどうあれ、そこそこに楽しい。ですが、何回かプレイするとやはり飽きてしまいました。
それからはゆるドミ会に出向いた時のみドミニオンをプレイするという状態が続き2年。2ヶ月ほど前の事です。『ほぼドミニオン』を使えば、web上でCPU相手にドミニオンをプレイできる事を知ります。そこで何度か淡々とプレイを重ね、気付きました。「ドミニオン……おもしろくね?」
負ける度に勝つまで同じサプライでCPUへ勝負を挑む、という遊びをしていたところ、カード同士の相乗効果がいかに大きいゲームか、という事を知ったんですよ。
「あー、やべーわ。このサプライだと圧縮してる暇ねえわ」「アクションカードこんな積んでちゃ無駄手増えるわ」「この場なら呪いとか積ましとけば良いし速攻かけた方が勝てるでしょ」みたいな事を考え始めました。
それからは1日平均30分のほぼドミニオン生活です。楽しい。
途中、ドミニオンマニアックスを購入した事により、その熱には拍車がかかりました。やべえ。俺ドミニオン強いんじゃないの。超楽しい。そして現在に至る。
はい。というわけで前説が長かったですが、本日のドミニオンフレンドリーマッチ。
フレンドリーとは名ばかりのガチドミ祭でした。
まず到着早々、あの! 世界チャンプ・ルネ(ハンドルネーム)氏にお手合わせ頂きボコボコにされました。やばいわー!さすがだわー!
そしてさらに続いてフリープレイを2,3回行い、(おそらく)全て最下位。おやおや……。
ほぼドミニオンで勝率8割超えてるから余裕だろwwとか調子こきすぎてたね!ようは天鳳でいきがってた素人がプロ雀士に喧嘩売るようなものでしょう。これは恥ずかしい。
というわけで午後一時。
暗澹たる想いを抱え、ドミニオンフレンドリー(笑)マッチが開始されます。
1回戦で日本選手権2位、5位、9位に囲まれました。
これはひどい。まなめさんは「とにざぶろうさん、一緒に3番手目指しましょうね!」とか言ってくるしホントもうね。
記憶力の皆無なためサプライをあまり覚えていない(ハハハワロス!)のですが、ともかく、まなめさん以外の、僕と入穂さんとれとれとさんは2・5スタート。5金は同一(確か改良)、2金では僕だけが薬草商を、他お二方が秘密の部屋を購入しました。まなめさんは詐欺師です。(中略)勝利点を数えたら、一点差で僕が一位でした。
……は? 何が起こったのかはよくわかりませんが、運が良かった事だけは覚えています。他のプレイヤーがデッキを完成形に近づけていく中、先行して属州を獲得し、逃げ切るプレイだったわけですが。途中、一枚だけ獲得した秘密の部屋が活用され、詐欺師によって属州廃棄→属州獲得を数回繰り返しました。たった一枚がそんな何度も上手く活用されるとか出来すぎです。他にも薬草商で必ず金貨を山札に戻すなど、なんというか、タイミングが良かったとしか思えません。
が、それでも嬉しいもんは嬉しいです。ドミニオンというのは、タイミングさえ合えば、弱者でも強者に勝てるんだというのを実感しました。
はい。続いて2回戦。
てっぺい先輩にぼこられます。「あ!てっぺい先輩、男爵とってる!じゃあ屋敷は廃棄しないだろうな!やったー!」とか思って司教を取りに行きましたが、てっぺい先輩はまるで男爵などいないかのように屋敷を廃棄していきます。え……なに……。
まぁ司教を取ったのが運のツキというところでしょう。てっぺい先輩は隠し財産を獲得し、着々と金貨を増量(隠し財産って強いんですね……全然わかってませんでした)。司教プレイは僕を含め二人でしたが、あまり手が進まず……。残りの一人は造幣所でド圧縮。10数枚のデッキに白金貨5枚積みという美しさでした。そりゃ負けるわな。てっぺい先輩が51点の1位。造幣所プレイのさちひらさんが40点で2位。僕は38点で3位でした。金貨でなく、早めに隠し財産を購入しておけば少なくとも2位になれていたと思うんですが……っ!
3回戦。
今度はしんざきさんにぼこられます。魔女娘・民兵・堀・村(災いカード)という、4枚のキーカードのあるサプライだったわけですが、僕は初手で民兵を選択。魔女娘へ行くと、村でも堀でも防がれちゃうし、民兵で3枚になった状態で魔女娘の2枚引き2枚捨てはきつかろう、と思ったからです。安易。
いやまぁ、それならそれで、だったらもっと村をがんがんに購入して魔女娘に備えておくべきでした。わーい僕の山札呪いだらけー!!
というわけでまたもや3位。うーぬー。
4回戦。
鍛冶屋プレイVS開発プレイ。綺麗に2人ずつ戦略が分かれました。
僕は鍛冶屋を選択し、着々とお金を増やしていったのですが、途中、開発プレイをしていた入穂さんが義賊を購入します。こりゃたまらんと思い、僕も義賊を2枚購入、結果、銀貨・金貨の飛び交う場に。鍛冶屋ステロを目指していたはずだったのですが、まぁそう上手くはいかないって事で。
開発勢がデッキを回転させ完成形に近づけていく(しかも貴族を仕込みつつ)中、鍛冶屋勢は急ぎ属州や公領を獲得していきます。初めの内から二人で属州をがんがん購入していたのが功を奏したのでしょう。なんとかそのまま逃げ切り、鍛冶屋勢の僕とひささんが同列1位となりました。わーい。
てなわけで、そこで僕のフレンドリーマッチは終了。決勝卓には僕の対戦したまなめさん・しんざきさん・てっぺいさんが座っていました。あー、こわ。怖いわ。
ちなみに、おそらく僕は40人中13位。健闘……したんじゃないでしょうか……っ。
で、途中なんか木の棒を積んでいくゲーム(けっこう面白かったのですけど、名前覚えてない……)を挟み、またドミニオンフリープレイへ。
なじさんやなすけんさんとメンバーを変えつつも5回ほどプレイ。確か3回1位終了だった気がします。やったー!! ……まぁ負ける時はビリだったりとか……派手に負けてるんですけどね。はい。
そこで時間もなかったためゲーム終了。申し訳ありませんでしたが、疲れがひどく、僕は簡単に片付けを終えた後、帰宅しました。お疲れ様でした―。
はい。以上なわけなのですが、いやー、やっぱりドミニオンは面白いですね。
以前は負けても負けた理由がわからずもやもやしたまま終わっていたのですが、今は明確にミス手がわかるからすっげえ悔しい。あそこであちらを取っていれば勝っていたろう、というのが多すぎて……。しかも理屈で考えてもやはり自分のした選択は間違っているという。次回は、次回こそはきちんとミスなしで乗り切ろうと思ってしまいますね。
いや、しかし木ドミに恐怖を覚えているため『ほぼドミニオン』でしかプレイをしていない僕ですが、意外とその効果はありました。以前と比べて段違いにゲームを理解できるようになっていたりとか。感動した。開始前にアクションカードの相乗効果を考えること考えること。楽しいです。パズルみたいですね。もうちょっと上を目指したくもなります。
以下、今後のために、ほぼドミニオンとリアルプレイの違い。
・山札切れのタイミングが正確にわからない
山札切れすれすれでドロー付きアクションカードを使うか否かの判断が、ほぼドミニオンでは出来ません。これを考える場面に出会えたのは新鮮でした。
・煽りの存在
いや、煽りとかゲームに影響するわけないだろ(笑)という意見もごもっともですが、しかしやはり少なからず影響はあると思うんですよ。対面してゲームをプレイしているわけですから。誰かの発言で方針に修正が加わったとしてもおかしくはありません。その発言が正しいか否かは別として(大体の場合は正しいです、が、最善手とは限りません)。
・CPUより強い
これは当然といえば当然で、書くまでもない事です。断然、手強いです。勝てません。
・戦略に偏りがある
ほぼドミニオンではCPUごとに戦略指針を分けているわけですが、リアルでは全員が同じ戦略を取る可能性もあります。そうすると自分は方針の変更を余儀なくされるやもしれません。考える要素が増えます。
・基本的にプラコロがない
これは僕が悪いんですけどww 僕はほぼドミニオンでは全てプラコロ入りでプレイしてるんですよ。だから属州や公領を買うという意識が薄い。アクションカードだってプラコロのあるなしによって強弱が変わってきますからね。そこの意識はきちんと持っておく必要はあります。
こんな感じでしょうか。
今後もほぼドミニオンは活用されるでしょうが、日本選手権へ向けて頑張りましょう。はーい。
以上!!
本日(もう昨日ですが)のドミニオンフレンドリーマッチについてでした。
主催のルネさん、ありがとうございました。超楽しかったです。
ではまた来週!
※追記
サプライ詳細&結果発表はこちら
※再追記
ほぼドミニオンで山札切れのタイミングがわからないと書きましたが間違いでした。
カーソルを山札に合わせると表示されます。
すみません。これからは活用します!