『BLACKSOULS』むっちゃ面白かった記録
18禁だし薦めづらいのですが、あまりにも面白かったので書きます。
エロに抵抗感のある方はここで引き返していただければと思います。マジで。どん引くかもしれない。
言いたいことはわかります。ちょっと待ってほしい。
「イラストは良くいえば独特」「少し厨二くさい」「エロゲ」「同人」「セールしない」などなど、プレイまでのハードルが高いゲームなのですが、ちょっと待ってほしい。
そこを飛び越えた先に凄まじいプレイ体験があるので。エロは設定でOFFにもできるので(俺はしないぞ)。
私は無印のエンディングを全部見た後、すぐさま2を購入してプレイを開始しました。
BLACK SOULS。DARK SOULSインスパイアのRPG。
そしてなにより、UNDERTALEなんかに代表されるメタゲーの一種です。
RPGのシステムとしては大きな特徴があるわけではないと思います。けれど、そのメタゲーとしての面白さ、ゲームバランス、純粋なRPGとしての設計の出来なんかが凄まじかった。
本作は同人のRPGとしては非常に自由度が高いです。お使いクエストは存在しないし、ワールドのどこから探索を始めても良い(探索しなくても良い)。
登場キャラクターは全員殺せます。ヒロインも。新たなヒロインと出会った際の選択肢は「誓約する」「殺す」「犯して監禁する」の三択です。
そんでマルチエンディング。周回するとレベルも武器もほとんど丸ごと引き継げます。
自由度の高さは、「プレイヤーの欲望を満たすため」というのももちろんあるのでしょうけど、それよりなにより、「物語のため」というのが大きいでしょう。
本作は世界の謎を解き明かすゲームです。まず、主人公が放り込まれた世界は何なのか。こいつらは何なのか。何が起こっているのか。プレイ当初は全然わかりません。ただただ世界を旅するしかない。何となく、ヘンゼルとグレーテルやらアリスやら童話の登場人物ばかりなのはわかりますが、まー、そんくらい。
で、じゃあ、どうすれば良いの、という話。とりあえず適当にプレイしていればエンディングは迎えられます。けれど大事なことはなんにもわからんまま。割と頑張って迎えたエンディングでもわからんままです。どうすれば世界の謎を解き明かせるのか。辿り着いた先に何があるのか。
UNDERTALEは「どうすれば辿り着けるのか」がわかりやすかったのですが、こっちは一筋縄にはいきません。ぶっちゃけ攻略サイト見ないと辛いと思うので、二回くらいエンディング見たらさすがに攻略サイトへGOで良いでしょう。あと辿り着いても理解できるとは限らないぞ。さあ考察サイトの出番だ。
物語の世界構造に気付いた瞬間の衝撃は物凄く、もっと言えば、1と2とで、でっかい仕掛けがまったく別物であるのがまた素晴らしい。2の方は思わず笑ってしまった。ひでえな、マジかよ。
はい。というわけで書きたいことを書けたので終わりです。
やー、ディグって大事ですね。次はsteamで『Lobotomy Corporation』というのをプレイする予定です。やばそう。がんばるぞ。
とにざぶろうでした。