ロバの耳☆

たまに書きたいことをだらだらと書く。

私的2017年度音楽10選

とにざぶろうです。

今年から10選にしました。誰に咎められたわけでもないのですが、段々とランキング形式にするのめんどくせえなという想いが生まれたためです。あとそもそもランキング付けられるほど音楽にもコンテンツにも触れなくなってきた。基本的には、数年後に自分が郷愁に浸るためのまとめです。

去年の音楽はこちら。去年のコンテンツはこちら

 

始めます。コメントも短めで。

 

1.ミクロボーイとマクロガール/スチャダラパー & EGO-WRAPPIN'


スチャダラパーとEGO-WRAPPIN' "ミクロボーイとマクロガール"(Official Music Video)

まずトラックで胸を鷲掴みにされてもう無理。スチャダラパー外さないなあ。最高。PVはのんだぞ!

 

2.スローライフ・ファンタジー/双葉杏(五十嵐裕美)


【楽曲試聴】「スローライフ・ファンタジー」(歌:双葉杏)

これ聴いたせいで夏の新刊は杏本になりました。

歌詞ホント。双葉杏の理想とする生き方が描かれていて、笑い話に捉えられがちだったそれは茶化されるべきものでも何でもなくて、彼女には彼女の世界がある。そんな世界は、この曲によって伝播して、我々は次第に溶かされていくのです。

 

3.助演男優賞Creepy Nuts


Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) / 助演男優賞【MV】

超ドクソPOP。初期のRIP SLYMEを思い出すノリの良さ。何度でも聴ける。言ってる内容自体は「たりないふたり」の方が重さがあったけど、幾分か軽くなったからそれだけ気楽に聴ける。楽しい。

 

4.失楽園/女王蜂


女王蜂 『失楽園』(Full Ver.)

こちらも超POP。サビなんて一度聴いただけで口ずさめるほど力強いし、思わず歌い出したくなる。

 

5.SummerSpot/KICK THE CAN CREW


KICK THE CAN CREW「千%」MUSIC VIDEO

SummerSpotのMVはなかったので千%の方貼っておきます。

帰ってきたKICK THE CAN CREW。雰囲気は休止前のまま、中身は休止前より進化。アルバムの中では、やっぱりSummerSpotが最高でした。ワンフレーズごとのマイクリレーは新鮮で楽しい。おセンチなトラックとリリックは「イツナロウバ」や「magic number」を思い出させる。

 

6.Future Is Born/RHYMESTER Feat. mabanua


RHYMESTER - Future Is Born feat. mabanua

こんなん泣く。この一つ前でガラパゴス作ってることを考えるとより一層。あちらで「あと少しでまた次の時代」と言っていて、今回は「あの日の『未来』を越す時代が来たっていうんだから驚くぜ」。宇田丸師匠もさることながら、今回はMummy-Dが全部パンチラインだ。「オマエらのRootsは あくまでオレだとは言っておきたいぜ」もとてもHIPHOPらしくて最高。

 

7.始まりはQ(9)CUE/SPECIAL OTHERS & RIP SLYME


「始まりはQ(9)CUE」 SPECIAL OTHERS & RIP SLYME+特典CDダイジェスト

RIPとKICKとRHYMESTERの新曲が聴ける2017年。

今回はアイラブRYO-Zのフロウがぎらんぎらんに輝いていて思わず声が漏れるほど。格好良すぎる……。SUさんも「ん~」とか毎度毎度面白味がある上に固い。

全然関係ないけど、改めて見るとやっぱりムートンはILMARIに似てるなあ。

 

8.後悔/柴田聡子


柴田聡子「後悔」(Official Video )

後悔というにはあまりにも明るく輝いている。だからこそ増す後悔が想起されて最高。

ド個性。昭和。聖子ちゃん。何度でも聴けるし口ずさめる。

 

9.WHAT YOU GOT/tofubeats


tofubeats - WHAT YOU GOT (視聴動画)

MVが無茶苦茶良い。こんな十数秒の素材を幾つか繋ぎ合わせただけで、こんな単純な歌詞で、ここまでの物語を作れるのはどういう創造性なのか。ループする映像はループする音楽にマッチしているし、曲の盛り上がりと共に映像がループを脱出する4:00辺りから5:05までの演出にはもう昂ぶりを抑えられない。ひゃっほーと叫びたくなる。シュタゲかと思う。

 

10.Funny Logic/高槻やよい (仁後真耶子) & 双海亜美・真美 (下田麻美)


【楽曲試聴】「Funny Logic」(歌:高槻やよい、双海亜美/真美)

神。歌詞のテーマとしてはRIP SLYME『気の置けない二人』だったり、lily white『キミのくせに!』と同じなのですが、まー、それを双海とやよいが歌っているというだけで感謝の気持ちしかない。試聴では辿り着けないのですが、終盤の「あーあーあーあーどうしましょ」からの「言えるはずなんてないわ」の破壊力といったらもうお前。声を震わせてでも自分を捨てきれなくて冗談めいた口調で歌い上げる様、一撃で曲のテーマと感情が伝わる。そんでそれに加えてこのサビや伴奏のキャッチーさ。何百回でも聴ける。

 

はい。満足しました。

次点は下記の通りです。

・月曜日戦争/吉澤嘉代子

・言葉の強度がラッパーの貨幣/LIBRO

・恋?で愛?で暴君です!/Wake Up, Girls!

・memory trigger/CHICO CARLITO Feat. 唾奇

・Yes! Party Time!!/島村卯月 (大橋彩香), 渋谷凛 (福原綾香), 本田未央 (原紗友里), 赤城みりあ (黒沢ともよ), 安部菜々 (三宅麻理恵)

 

来年も良い音楽に巡り会えますように。

今年よりも積極的に音楽に触れる努力をしよう。