2016年度音楽ベスト10 俺調べ
とにざぶろうです。
年の瀬が近付きつつあるので、今年のベスト10やります。まずは音楽から。
毎年毎年やってるのは、自分でまとめるのが好きだからというのが一番なのですが、他人のランキングを見るのも好きです。皆さんのを拝見したい。
なお、去年の音楽ベスト10はこちら。
コンテンツのベスト10はこちらです。
前置き。
このランキングは私の主観によるもので、広範囲までカバーしきれているとは到底言えません。
客観性はゼロですので、その辺り、暖かく見守っていただけると。
では、1アーティスト1曲縛りで。いきます。
10.ファンファーレは僕らのために/でんぱ組.inc
でんぱ組.inc「STAR☆ットしちゃうぜ春だしね」MV Full
MV、後半が『ファンファーレは僕らのために』です。
とびきりの応援歌って感じで、まさしくアイドルの歌。
胸にきます。泣きそうになる。
こういうアイドルソングが好きなんです。
9.Dr. PANTY/モーモールルギャバン
モーモールルギャバン"Dr.PANTY " (MINI ALBUM「PIRATES of Dr.PANTY」収録)
俺たちのモーモールルギャバンが帰ってきたぞ!
前作はあんまり刺さらなかったんですけど、今回はずしりときました。
イラストレーター・すしおとのコラボ、ド派手な衣装。
初っぱなから飛ばすベースとキーボード。詩のワードセンス。たまりませんね!
8.恋する図形(cubic futurismo)/上坂すみれ
上坂すみれを聴くのは1stシングル以来な気がします。ドはまりしました。
このシングルに収録された曲、三つとも良くて、一時期ずっとループしてました。
作詞作曲はTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND OFFICIAL。
おそ松さんやウィッチ☆アクティビティが思い出されます。
余談ですが、上坂すみれといえば、厄介なオタクものまねクソ面白かったですよね……。
7.神話具現 feat. 原昌和/□□□ feat. the band apart
【MV】□□□ feat. the band apart / 神話具現 feat. 原昌和
イントロでもう、「三浦~~~!」って感じ。
美しい旋律のテクノ音楽。
で、そこに乗せたワードがもう、もうね。
「首都高は渋滞」「隣人は更年期」「浮かぶ月にうさぎ」「浮かぶ食パンにカビ」「浮かぶ海に死体」「流れる胎児達」そんな事象を並べて並べて、毎回「It's alright」で締める。
パンチラインの連打からの切り返し。説得力。
6.Flip Flop/日野 茜 (赤崎千夏), 高森藍子 (金子有希)
【デレステ MV】Flip Flop 1080p 60fps
ミトです。超良い。私は日野茜(というか赤崎千夏)に弱いんだと思います。
底抜けに元気で、でも転調による抜けもあって、心を鷲掴まれる。
唄うとクソ難しいので、赤崎千夏と金子有希は凄い。
本家の時もそうだったんだけど、ミトのガチ曲をBDの特典で付けるのマジやめてほしい。自分はどうせ買うから良いんですけど。良い曲は知られて欲しいという想いがあるじゃないですか(デレステでイベント組まれてほんと良かった)。
5.金星/女王蜂
女王蜂 『金星』MUSIC VIDEO(Short Ver.)
最近の女王蜂はホント凄いです。
元々メロディとか天才的だったんですけど、キャラクターや歌詞に人を選ぶところがあった。
最近はどんどん一般化されていって、普通に良い曲に。
ただ、それでもアヴちゃんはアヴちゃんだし、転調はするし、男声と女声を使い分けるし、女王蜂らしさは残している。去年もこんなこと書いたな。
きっと来年も高水準の曲を発表してくれると思う。期待しています。
相対性理論「天声ジングル」予告篇(2016.4.27 on sale)
復活の相対性理論。
ケルベロスは上記予告篇の2曲目、「地獄の番犬はわーん」っつってる奴です。
そもそも天声ジングルが今年の私的ベストアルバムだと思われます。
真部や西浦が抜けて、前作は案の定がっかりしてしまって、「これならソロでも良いんじゃないか」となってしまってました。もしくはなんちゃって真部。
本作は違う。真部の音楽からずらして、これまでの相対性理論を抜け出して、さらにバンドである意味を見出しているように思います。聴かせるのはまるえつの声だけじゃない。
3.たりないふたり/Creepy Nuts
今年はフリースタイルダンジョンの大流行により、HIPHOPが未だかつてない程に聴かれていたように思います。特に、般若とR指定とDOTAMAを目にする機会が増えました。
Creepy NutsはそんなR指定とDJ松永によるHIPHOPユニット。同名のラジオをリスペクトしていることもあり、まー、喪男に突き刺さるリリックです。当然のごとく踏みまくりのR指定によるラップも気持ちよくて、何度でも聴ける。
やー、良い。ミニアルバム全曲良かったので買いましょう。
こういう弾けたHIPHOPが好きなんです。いや、"も"、好きです。
2.NEW feat.ポチョムキン/LIBRO
今までLIBROの存在を知らなかったことを後悔しました。
『風光る』は『天声ジングル』に続く、今年ベスト2のアルバムです。
ポチョムキンの軽やかだけど重量感のあるライミングが堪らない。
そしてサビのLIBRO。メロディの爽快感と、思わずはっとさせられるリリック。
「引き返せないとこからが始まり 前置きや前提は当然繰り返さない」からの、サビ全文がパンチライン。応援歌です。前のめりで真摯に懸命に賢明に進め。
二人の組んだユニット鶴亀サウンドの『AWAKENING』も良かったです。曲単位だと、『THE BEST』とか。
1.夜を使いはたして feat.PUNPEE/STUTS
夜を使いはたして feat. PUNPEE -STUTS - Pushin' Release Party
徹夜で遊び倒して山手線の中で見る朝焼け。夜を使いはたして。
経験のある人間には間違いなく突き刺さるだろう。
イントロで掴まれて、トラックが流れ出すと思わず泣いてしまう。
さらに、リリックに乗せた意味はそれだけではなく。
動画の最後でPUNPEEが語っている。
長い夜=HIPHOP不遇の時代、今年の流行によるHIPHOPの夜明けを乗せた。
「いま少し行けそうだけど、このままで良いのかなとか、だから少し寂しいよって、そういう曲」
それを知ってしまうと、曲のラスト「今ここにいないダチ公のため 親父のために あの大きな朝焼けを見てるのかも」に込めた想いに震えてしまう。この文章書きながら泣いてるからね。
蛇足かもしれませんが、次点は下記の通り。
・STAY TUNE/Suchmos
・ぐーちょきパレード/とりぷる ふぃーりんぐ(和久井優, 金澤まい, 今村彩夏)
・愛してる.com/大森靖子
・カミイロアワセ/binaria
・ビートモクソモネェカラキキナ 2016 REMIX feat.般若,漢 a.k.a. GAMI,R指定/DJ RYOW
・純情Midnight伝説/向井拓海 (原優子), 藤本里奈 (金子真由美), 松永涼 (千菅春香), 大和亜季 (村中知), 木村夏樹 (安野希世乃)
以上!
今年は去年よりも聴いてた量が少なめというか、フリースタイルダンジョンにハマったせいで古めのHIPHOPばっか聴いていたような気がします。今年の曲をあまり聴いていない。来年はもう少し頑張りたいものです。
はい。ではでは。また来年。あるいは、次のコンテンツベスト10で。
※2016/12/25追記
ケルベロスのMVが今になって公開されたので貼っておきます。
※2017/01/01追記
夜を使いはたしてのMVが公開されたので貼っておきます。