ロバの耳☆

たまに書きたいことをだらだらと書く。

なんか楽しくなってきたので小説系同人誌がいかに死んでるかって話をする

 

 これ読んでたら物凄くテンション上がっちゃったので思ったことつらつら書きますね。

 この方が言ってるようにですねー、ぶっちゃけ小説系の同人誌って死んでると思うんですよ。いや、あのホント、わざわざ卑屈になる必要もないくらい当たり前の話ですよ、それは。という話をします。

 まず大前提として、漫画より小説の方が人気ないって話がありますよね。みんな、即売会には漫画買いに来てますからね。小説求めてないですから。そんな中でページ開いて小説だったら、そりゃがっかりぽんです。商業でもそうですよ。マーケットは狭い狭い。電車の中でもみんな漫画読んでます。小説は漫画の三分の一くらいじゃないですか。しかもご年配の方とかがね、時代小説読んでたりね。まー、ラノベじゃないですよ。ラノベ読んでる人にしても、どちらかと言えば、人気アニメの原作だからって理由で読んでる層が結構いたりしますよね。

 で、そんだけ人気のない小説分野なんですけれども、第二に、二次創作って武器を使ってるサークルって漫画ほど多くはないですよね。どうしても一次創作が多くなっちゃう。それもまた人が遠のく原因ですよね。いや、そりゃオリジナル書きたいですけども、同人誌っつったら二次創作って人が多いのは悲しきかな事実ですよ。ていうか同人誌っつったらエロ本って言う人のが多いですよ。そうなってくるとお前、単なるオリジナルのくそ真面目な小説ってお前。な。

 はい。第三にですねー、小説としてのレベルの問題があるんですけども。いやー、小説って漫画と違って購入するまで作品のレベルわかんないじゃないですか。漫画やイラストの場合、ぱっと目で見て上手ければ「買っちゃう!」てなるかもしれませんけど、小説の場合、それ無理じゃないですか。そうなってくると、マジ、レベルとか関係ないですよ。同人小説界でプロの作品が売れているのは、当然ですけど、ネームがあるからですよ。レベル以前、マーケティングで負けてるんですよ。新規顧客獲得なんて無理無理。無理だと思います。

 まぁ以上3点を踏まえても買っていってくれる物好きな人達はありがたい事にいらっしゃるんですけどね。それで満足できるかどうかは、そいつのスタンス次第になるんじゃないですか。単なる自己満足で良いって事だったら、タダで配れば良いじゃん、とか思うんですよ。ていうかネットで良くね、とか思う。わざわざ値段付けて売る必要はないような気がしますね。

 いや、それでは承認欲求が満たされないっていう悲しみが生まれるとは思うんですけど。そうなってくると、もう、商業作家になるしかないんじゃないですか。同人界における小説の不人気を消し去るなんてハナから無理ですし。ていうか見当違いの努力ですから。さぁプロを目指すんだ!アイワナビー!

 うん、なんていうかですね。ラノベ界も結構、混沌としてきてて、マーケット大して広くないのにどんどんレーベルは増えてるじゃないですか。今後は同人でなく商業で勝負した方が面白いと思いますよ。頑張ってもなれない、てのはご愛敬。そこで諦めるくらいなら、まぁ愚痴る資格なくねえか、とはちょっと思う。

 

 はい終わり!

 以上、ではまた来週!