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ロバの耳☆

たまに書きたいことをだらだらと書く。

モバマス二次創作の振り返りをする。

 とにざぶろうです。

 自分のお勉強用、そして備忘録として書きます。

 今年の一月に始めたモバマスの二次創作ですが、ここで一区切りつけようと思ったので、そこに至るまでの道程をつらつらと。こんなクソみたいな小説でも色々考えて書いてはいるんだなあ、と思って頂ければ幸いです。

 二次創作については過去にも記事を書いたのですが、モバマスの二次創作というのは、これとは全然違った話になります。東方同様、二次創作というよりはむしろ一次創作に近いですから。東方との近似についてはこの辺参照の事。

 あ、それと前もって書いておきますが、途中、対象の小説へのリンクを貼っていきます。もしお読み頂けたなら一点でも評価頂けるとすごく嬉しいです。よろしくお願いします。

 では始めましょう。

  

1 『〇〇ときらり(諸星きらり)』

 始まりは今年の1月中旬。諸星きらりの異常なキャラクター性に惹かれ、「これはこのキャラクターを世に伝えねばならん」という謎の使命に侵されきらりんSSを書き始めたのが切っ掛けです。それがこの三部作ですね。

 今でこそ超有名アイドルなきらり先生ですが、当時は狭いモバマス界隈でも「きらり? あぁ、あいつねww」という程度の認知で、無名と言っても良いレベルの存在でした。モバマス二次創作SSも今ほど賑わっていませんでしたし、きらりSSなんてpixivでは僕の書いたものが一作目でした。そんな状態で右も左も分からず手本にする物もありませんから、ていうか諸星きらりの二次創作とかまともな手法では書ける気がしませんでしたから、三日ほどは、どうやって諸星きらりという存在を表現すれば良いのか悩んでいました。結果、「諸星きらりというのはまともな人間ではないので、その内面は俺の力で到底表現しきれるものでなく、あくまで外側から観察対象として描くしかない。そしてその手法の方が諸星きらりというキャラクターを適切に表している」という結論に至ったわけです。限られた情報で如何に二次創作を行うのかすげえ真面目に考えていました。

 

2『クリスマスは何処(喜多見柚)』

 次が喜多見柚の短編。これです。きらりを書いてから二ヶ月後ですか。創作動機はほとんどきらりと同じで「こんなに可愛いキャラクターがどうしてないがしろにされているのか」というものでした。

 偶然にもプロットを練り始めたところでSR化され物凄く複雑な心境になったのですが、ともかく始めてしまったものは書き終えようと思った次第です。内容もそのSR化という前提のあるなしで全然違ったものに見えるメタなものだったので、何というか、出来ればSR化前に書き終えたかったですね。SR化は素直に嬉しかったですが。

 しかし喜多見柚というのは可愛いものの大した特徴があるわけでもなく、どうストーリーを作るかというのは非常に苦労しました。二次創作たるもの原作を尊重しなくては、という思いがありますので、どうにかして原作から特徴を見出そうとしていました。それが成功したかどうかは置いておきます。ただあんまり納得のいく出来ではないです。

 

3『輿水幸子VS俺(輿水幸子)』

 日付を確認したら喜多見柚の一週間後でした。これですね。輿水があまりにも可愛すぎて衝動的に書き殴ったものです。閲覧数がすごい事になっているのは輿水人気のおかげでしょう。ボクはかわいいですからね!

 輿水幸子はすげえキャラが立ってますし分かり易いので、何の捻りも必要ありませんでした。たぶん輿水のイメージというのは誰の頭の中でも同じものでしょう。ありがたいことです。二次創作においてこんなにやりやすいキャラはいませんね。

 

4『輿水幸子は仮面を被る(輿水幸子)』

 輿水だけです。二作書いたの。これですね。前回から三ヶ月後。僕がどんだけ天の邪鬼な性格してるかという話になります。

 キャラが立ってるから捻る必要がないのが輿水だと上に書きましたが、それで腹パンされる輿水の気にもなって下さい。可哀相じゃないですか。腹パンとかしないであげてくださいよ。そういう思いが募って、「じゃあ二次創作で輿水のイメージを変える事はできないか」とプロットを開始しました。確か完成まで一週間くらいかかったような気がします。

 これまでに書いてきたモバマス二次創作とはぜんっぜん違うアプローチにしました。原作の尊重だけして、悪意的な設定の追加を行っています。ここがターニングポイントでしたね。完全にオリジナルの手法で書いています。

 で、これが意外とウケたんですね。えー、マジか。ていう。確かに輿水の物語ではありますけど、これ半分は輿水の名前つけたオリジナルですよ。それで良いっていうんなら、まぁ、そりゃ嬉しいですよね。オリジナルのやり方でやっても構わないって事です。じゃあその通り、しばらくオリジナルのやり方で書いてやろう、と、そう決意しました。

 

5『夏の夕暮れをもう一度(ネタバレのため伏せます)』

 これ。メタな物語が書きたかったんです。先にも触れましたが、モバマスというのはキャラクターにストーリーがありません。原作を尊重するに当たって、その要素というのはキャラ設定くらいしかありませんでした。では、それでどう読者を楽しませるかというと、メタ要素しかないのではないでしょうか。そう判断したわけです。

 思えば上の喜多見も輿水もメタ要素強めになっています。これが自分なりの原作尊重方法なんでしょうね。初めてメタを意識したのは、確かここからだったかと思います。

 内容については、まぁ、詳しくは置いておいて。前回の輿水の流れを引き継ぎ、ガチシリーズです。オリジナルでやるような若干ポエムちっくな文体でいったろうと考えてました。

 で、これが寓話さんに評価頂き、すげえ嬉しかったわけですよ。あぁ、なるほど、ガチで良いんだな、と。そう思いました。オリジナルの手法でオリジナルの世界観を書いて許されるんだな、と判断したわけです。モチベーションもむっちゃ上がりました。よし、モバマス二次創作やるぞー。ていう。

 

6『本日の杏タイム(双葉杏)』

 で、次にどのキャラクターを書こうかと考えた際に、頭をよぎったのは杏でした。何故か杏はモバマスを代表するキャラクターの癖にSSがかなり少なかったんですよ。寓話さんもラジオで言ってましたね。じゃあ杏だろ、ここ狙い目なんじゃないのか。ていう。単純に僕が杏好きっていうのもありました。杏は脳内モバマスアイドル五本の指に入ってますから。さらに言えば、前回のSSに杏を登場させていた、というのもあります。ガチモバマスシリーズとして世界観を統一するために、同じ設定の同じキャラクターを登場させるのはすごく効果的です。前作を評価頂いた方への感謝の気持ちも込めて。

 というわけで様々な思惑が働いて書いたのがこれです。安易に杏のギャグSSにするのは避けたくて。で、杏でガチな話をやるとしたらこういうやり方しか思いつきませんでした。これもプロット段階でメタを意識しています。成功は……してるんでしょうか。自分では気に入っているので成功していると嬉しいのですが。

 ……あ-、余談ですけど、タイトルだけは、もうちょっと良いタイトルあったんじゃないかと今でも思います。タイトルに関して、輿水の『輿水幸子は仮面を被る』むっちゃ気に入ってるんですけどね。

 

7『カブトムシでも族でもなく白鳥(城ヶ崎莉嘉、向井拓海)』

 プロット段階では莉嘉だけで考えていたんですよ。まず最初に仕掛けを思いついて、で、その時ちょうど莉嘉ブームが脳内に到来していたので(ていうか「カブトムシの花言葉」ってどうしても言わせたかった)。でも、よく考えてみたらこの仕掛は莉嘉ではあまり効果的でない事に気付きます。最適なのは拓海辺りだろうな、と。でも初めは莉嘉で考えていたわけだから、さすがに莉嘉で書かなければ失礼ではなかろうか。はい、二週間の葛藤の幕開けです。マジで辛かった。

 結果、ダブル主人公制という手があった、と思いつきました。完成。これ。どちらかと言えば拓海がメインの扱いになってますが、そこはそれ。拓海、好きだよ。あ、話ずれますが、夏コミの拓海本の率はちょっとありえなかったですね。エロい人は大体みんな拓海本状態になってました。なんだったんでしょうあれ。

 

8『プロデューサーと二人でハンバーグを食べやがりました(市原仁奈)』

 仁奈で書こうとまず心に決めました。どうしてもロリが書きたかった。ロリが真剣にアイドルと向き合うとどういう事になるのか、真面目に考察してみたかったんです。

 で、これを書いたわけですが。正直、全然ウケなくてかなり落ち込みました。そりゃ毎回不安な心境でアップしているわけですが、実際にウケないとすげえへこみますね。今でこそ評価が一つ付いてますけど、付いたの最近ですからね。評価ゼロは辛いです。

 まずはどうしてウケなかったかの検討から始まりました。おそらく、読者にウケやすい展開を用意していなかったからだとまず思いました。驚きの展開というのがありませんからね。淡々と仁奈の心境と行動を書き連ねてるだけです。

 で、次にタイトルですね。さすがに安易すぎたかもしれません。仁奈っぽさを出して内容に即したもの(軽く意地悪くして)をと思ったんですけど、こりゃあかんわ。

 数日間悩み続け、その結果、僕がどうしたかというと、次へ進みます。

 

9『クールアイドル待遇改善会議(奈緒、穂乃香、比奈、蘭子、楓)』

 悩んだ結果、心の安らぎを求めにいきました。これ。ガチシリーズからの脱却です。いやまぁ、それだけのためにSS書くのもどうかと思いましたので、実験も兼ねています。果たして読者は、読みやすく分かり易ければそれで良いのか。ぶっちゃけ、あんまり長文ばっかのもんなんて読みたくはありませんからね。所詮、アマチュアの二次創作です。ウケるんならそりゃ読みやすいもんだろう、と。閲覧数多くてもどうせ八割方はページ開いただけで読んでないだろう、とか思ってました。きっとそうです。

 なので、まー、読みやすさを心がけました。五人ですし明確に口調の違うキャラクターを選出したので、台詞にキャラ名を付せるのはやめましたが。それ以外は、自分にできる限りのポップさを演出しました。評価見てると……うん、成功したんじゃないかと思います。少なくとも前回の仁奈のよりは全然マシです。

 結局、読みやすければ良いのか、と思うと悲しくなりますね。

 

10『シンデレラ症候群(喜多日菜子)』

 だから最後は思いっきり読みにくいの書いたろうと思ったんですよ。

 ネタはアイラブ日菜子です。もうSSという長さではありません。これがガチシリーズ最後だと思ってむっちゃプロットに時間かけました。

 あ、先に貼っておこう。これです。

 まずやった事は、喜多日菜子というキャラクターの解釈です。喜多日菜子も特徴的なキャラクターですが、あれをあのまま書こうとすれば、二番煎じになってしまいます。日菜子SSはすでに何作も投稿されていましたからね。だからやっぱり、自分なりに解釈を変えていこうと考えました。そこで思いついたのが、「日菜子のシンデレラ症候群をきちんとした一つの病気として効果的に使おう。せっかくシンデレラガールズなんだし」というもの。そこから話を広げていきました。

 次に。シンデレラ症候群をシンデレラガールズ全体に繋がる物語として、日菜子と他のアイドルとの比較を行っていきました。日菜子の妄想と、他のアイドルが思い描く夢にどのような違いがあるのか。妄想と夢の違いとは。果たして実現可能性の問題なのか。

 次。前提の考えがまとまったらプロットの大筋を考えます。どうやって物語を終えるのか。そこに至る道筋は。どうやってそのオチを際立たせるのか。

 次。肉付け。どこで物語を切り分けるか。文体はどうするか。伏線の挿入は?

 はい。これでプロット完成。二週間ずっとプロット組んでたと思います。途中何度か諦めそうになりました。

 で、あとは書くだけ。て事で。二日かけてがーっと執筆。完成。アップ。

 案の定、評価はいまいちですが。自分のやりたい事は全部やれたように思うので、良いんじゃないでしょうか。良いって事にします。まぁ13000字もありますもんね……。改行ないし読みにくいですもんね……。話もわかりにくいですもんね……。

 これにて僕のモバマスガチシリーズは終わりになります。

 

 以上。僕のモバマス二次創作との想い出でした。

 やはりウケを狙うには読みやすいものが一番ですね。もしくは輿水のような人気キャラを使うか。読みやすい=ギャグSSとは限らないのが難しいところ。それと、前提として、モバマス二次創作はやはりオリジナルの手法で書いた方が良さそうです。二次創作のやり方で書くと、原作の情報が少なすぎてどうしても広がりが持てない。若干の設定の付け足しは用いざるをえませんね。

 

 まだモバマス二次創作は時折やるとは思いますけど、とりあえず一区切り。少なくともガチシリーズと同じ世界観の話は気の迷いがない限り書かないと思う。

 しばらくオリジナル書きます。たぶん。頑張ります。

 

 はい。ではでは、ありがとうございました。

 また来週。