焦燥感だけが僕のお友達!
今週二発目……っ!
えー、人生の話をします。
とは言っても、大した話をするわけでもないんですけれど。
仕事をしていると「向上心のある奴が出世できる」だの「真面目な奴だけが会社に残る」だの時折聞くんですよ。まぁそれは事実ですが。
でも、もっと純然たる区別として、生き方ってのは「向上心のある/なし」やら「真面目/不真面目」やらではなく、「焦燥感のある/なし」で大きく二分化されると思うんですよ。
向上心があっても、それだけでは何も為せないし。真面目でも、ただ真面目なだけでは時間がいくらあっても足りません。
中学生みたいな事言ってるのは承知の上ですが、人生はどうあがいても精々100年くらいで終わっちゃうんですよね。平均寿命は60~80歳ってとこでしょう。人によっては30歳でターニングポイントですよ。怖いですね。
そんな限られた時間をどう使うかって話なんですけど、焦燥感を持ってる奴はやっぱり時間の使い方がすっげえシビアなんですよ。成長に貪欲。効率良く物事をこなしていかないと為すべき事は何も為せません。なにもこれは仕事や勉強に限った話ではなく、気晴らしの遊びでさえ、無駄を排除し、タスク管理をしています。
いや、向上心ある奴は基本そうなんじゃないの? とか思われるかもですが、しかし、そうではありません。時間は有限です。これを真に解釈し行動に落とし込めているかどうかで差が出ているように思います。
まぁ、その差って何? と問われれば、そりゃ仕事でも勉強でも何でもないんですが。焦燥感抱いてるからって仕事では出世できませんし。というか、無駄な仕事したくないのでその時間使って本読んでまーす、みたいな感じで仕事サボってたりする人もいるでしょうし。はい。
じゃあその焦燥感を持ってるかどうかで、何が変わるの? つう話となれば、そりゃ生活を充実できるか否かでしょう。せっかく生きてるんですし、どうせなら一分一秒を大切にしたいじゃないですか。そう思うと一日八時間も寝てらんないですよね。
暇を嫌って能率良く行動する。これを成し遂げて生きていきたいものですよ。
なんつう事を思っていたのが去年の暮れから今年の初めにかけてなんですが。というかそれまでにもしばしばこういう考えには至っていたのですが。
切っ掛けはG戦場ヘヴンズドアと相対性理論だったんですよねえ。
前者ではまんま焦燥感という言葉を使って「焦れよ若人」というメッセージを投げてましたし。後者は女子高生の焦燥感を表現した音楽です。
相対性理論は、歌詞を理解できないと指摘される事の多い音楽ですが、あれは女子高生(やくしまるえつこ)の見た風景だからですよ。そこにあるのはただただ生き急いで生き急いで「恋を成功させる」「閉じた世界から脱出する」情熱です。『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』の山田なぎさですよ。
話逸れた。
ともかく、そういう考えを持ってはいたんですが、実践できるかどうかは話が別ですよねえ。万事焦燥感を持って事に当たってちゃ、息苦しくて堪らない。病むわ。ていうか、そもそも休暇ってのは、そういう時間的制限から抜け出して心を落ち着かせなくちゃいけないんでした。わろろーん。
おかげで今はどんな時でも焦燥感ってのが頭から離れなくて、だらだらアニメを観たりゲームをするのをあまり楽しめません。どうなってしまったんや俺の体。面白いアニメとゲームだけ消費したいよ。
とはいえ、だからってずっと『為すべき事』をしているのも息苦しいですし……結局、どっちつかずの、休息でも為すべき事でもない時間を過ごしたりして、よくわかんなくなってしまいますね。
まぁ、これもまだ自分が割り切れてないってのが原因だと思うので、てきぱきスイッチ切り替えていきたいものですねー。
というわけで今の心境吐露でした。
終わり。
ではまた来週!!